ハンガリーのお土産をお探しですか?
シュトゥメル(Stühmer)のチョコレートを、お土産候補の1つにどうぞ!
先日、ハンガリー旅行にいらしたブログの読者さまが、シュトゥメルのチョコレートを購入した話を伺い、「確かにお土産にいいかもしれない!」と早速色々と調べてみました。
1868年創業のシュトゥメルのチョコレートは、ご年配が愛好している印象が強かったのですが、近年モダンな路面店やカフェ併設店もオープンしていて、若い人でも利用しやすい雰囲気になっています。
シュトゥメルのチョコレートの魅力の1つはパッケージ。ちょっとレトロなテイストのイラストで、ヨーロッパっぽさが際立つので、お土産として喜んでもらえそうです。
観光客向けと思われる、ブダペストの風景をプリントしたチョコレートも販売されています。
板チョコ90グラムが1,300〜1,800フォリント(約530〜730円)、ばらまき用にも良さそうな20グラムのチョコレートが350フォリント(約140円)でした。
すごく安くはないですが、見た目が素敵なお土産としては、比較的お手頃な価格ではないでしょうか。
箱入りのボンボンショコラも販売されていて、箱の中身が66〜80グラムで値段は1,799フォリント(約735円)です。
こちらの箱には、チョコレートクリームとヘーゼルナッツクリームが入った2種類のボンボンショコラ入り。箱は手のひらサイズで、画像で見るよりも意外と小さいサイズなのでご留意ください。
ハンガリーのお土産にははちみつやワインもおすすめですが、いずれも重さがあるのでたくさん持って帰りにくいです。
その点、チョコレートは軽くてあまりかさばらず、好んで食べる人が多いのがいいですよね✌️
今回の記事では、チョコレート店シュトゥメルの歴史に軽く触れた後、ブダペストにある店舗に足を運んだ時の様子をご紹介しています。
ハンガリーでお土産をお探しのみなさんは、役立つ情報が見つかると思うので、ぜひ最後までご覧ください🎉
【旅の指さし会話帳】
かれこれ20年くらい前に私も持っていたので、懐かしい!!と思わず表紙に見入ってしまいました。
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ハンガリー旅行のお供にいかがですか?
りり / 旅行大好き
ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き
旅のプロとして、みなさんに役立つハンガリー情報や、旅行情報をお届け中!
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シュトゥメルのチョコレートとは?
シュトゥメルの歴史
ハンブルグ出身のフリードリフ・シュトゥメル氏(1843ー1890)は、1866年にハンガリーへ移住した菓子職人です。後に、ハンガリー最大のチョコレート工場を建設し、高級であったチョコレートを求めやすいものとして国内に広めることに貢献しました。
1920〜30年代にはチョコレートのパッケージ分野でも成長を遂げます。
しかし、社会主義時代の1948年にシュトゥメルは国営化され、シュトゥメル一家も国外へ逃亡。シュトゥメルの存在は長年忘れさられていましたが、2006年にエゲルの実業家の手により再び蘇ります。
シュトゥメルはエゲルで復活をして、店舗もエゲルを中心に広がっていきました。
シュトゥメルの専門店(スーパーでも購入可能!)
シュトゥメルの専門店はハンガリー国内で12店舗ですが、そのうち5店舗がブダペストにあります。
ワインで有名なエゲルに2店舗、医学部留学で人気のデブレツェンにも2店舗あるので、お立ち寄りの際は訪問してみてはいかがですか?
専門店だけではなく、スーパーでもシュトゥメルのチョコレートが販売されていることがあります。かわいいパッケージを目安に探してみてくださいね!
ただし、スーパーで販売されているシュトゥメルのチョコレートには数や種類に限りがあります。興味のある方は、旅行中に立ち寄りやすい専門店に行くと、選択肢が多いのでおすすめです。
ブダペストで観光中にも立ち寄りやすい専門店をご紹介していきます!
ブダペストにあるシュトゥメルの店舗【訪問しやすくモダンな店舗紹介】
Fashion Streetのシュトゥメルの店舗【街の中心】
ペスト側の中心デアーク広場から続くFashion Streetに、シュトゥメルの路面店が2023年9月にオープンしていました!!
店舗は広くはないのですが、壁一面にびっしりとチョコレートが並んでいて、モダンで華やかな店内にウキウキします。
観光地のど真ん中の路面店ということで、ハンガリー(主にブダペストの風景)を前面に出した商品も並んでいます。
板チョコには、ミルクチョコ(カカオ分42パーセント)とダークチョコ(カカオ分55パーセント)があるので、パッケージを見てご確認ください!
ごく普通のタイプの、おいしいチョコレートです。
板チョコシリーズに加え、ボンボンショコラの詰め合わせ(130グラム、3,000フォリント=約1,200円)なども販売されています。
小さなサイズのチョコレートは、ばらまき用にいかがですか?20グラムが350フォリント、30グラムが450フォリントです。
一番小さなチョコレート(9.5グラム)は199グラムで動物のイラスト付き、てんとう虫・車・クマの形のチョコレート(12グラム)は229フォリントです。
マジパン(Marcipán)入りのものはやや癖があって、日本人の間では好みが分かれます。私はマジパンが入っていないものを無難に選んでいます。
ボンボンショコラの量り売りもしているので、観光中に自分でおやつとして食べるのもいいですよ!
街の中心という立地の関係で、他店舗よりチョコレートが数百フォリントずつ高いです。
でも、アクセスしやすく、パッケージがハンガリーのお土産っぽいのが多いので、おすすめの店舗です!
Fashion Streetのシュトゥメルへの行き方・営業時間
住所 | Budapest, Deák Ferenc u. 21, 1052 |
アクセス | Deák Ferenc tér駅から徒歩1〜2分 |
営業時間 | 月〜土曜日 10:00〜20:00 日曜日 11:00〜19:00 |
ゲッレールト温泉近くのシュトゥメル店舗【ルダシュ温泉からもアクセスよし】
温泉で有名なゲッレールト・ホテルから徒歩5分の立地にあるシュトゥメルでは、チョコレートの販売はもちろんのこと、店内でケーキとコーヒーもいただけます。
地元の人たちに人気のお店です。
ケーキの値段は1,000〜1,500フォリント(約400〜600円)ですが、ブダペストの他のケーキ屋さんよりサイズが少し大きめです!!
チェリーボンボンは人気商品の1つ。アルコール好きな方におすすめです。
レジの周りにはイースターエッグ型や動物のパッケージのチョコレートなどが販売されていて、見ているだけで楽しい雰囲気でした。
街の中心からでも、路面電車やバスで10〜15分程度で比較的アクセスしやすいです。
お土産探しとコーヒーで休憩をしたい方は、こちらの店舗もおすすめです!
ゲッレールト温泉近くのシュトゥメルへの行き方・営業時間
住所 | Budapest, Bartók Béla út 18, 1111 |
アクセス | Szent Gellért tér-Műegyetem駅から徒歩4分 |
営業時間 | 月〜土曜日 09:00〜20:00 日曜日 10:00〜19:00 |
ルダシュ温泉から行く場合は、トラムもしくはバスで1駅です。
ブダペストのその他の店舗(商品を少し手に取りにくい)
先にご紹介したFashion Streetとゲッレールト温泉近くのシュトゥメルがおすすめですが、それ以外にも3店舗がブダペストにあります。
観光の合間に立ち寄りやすいのはPozsonyi út 9とTeréz krt. 36の2店舗です。一部の商品がレジカウンターの後ろにあるので、すぐに手に取って見ることができません。
いずれかの店舗におでかけの際は、店員さんとコミュニケーションをとりながら、購入したい商品を決めてください。
シュトゥメルのチョコレートと店舗紹介 まとめ
1868年創業のチョコレート店シュトゥメルの製品は、パッケージがかわいらしく、ハンガリーのお土産としておすすめの1つです。
スーパーでも購入できますが、専門店に行くと選択肢が多いです。ブダペストの風景画像やレトロなイラストなど、お土産を渡す人に喜んでもらえるイメージのチョコレートがきっと見つかります。
カフェが併設されている店舗では、コーヒーやケーキも楽しめますよ!
シュトゥメルが復活を遂げたエゲルや、医学部留学で人気のデブレツェンにも店舗があるので、訪問予定があればシュトゥメルにも立ち寄ってお楽しみください。
以上、参考になる情報があれば幸いです。素敵なお土産が見つかりますように!!
ハンガリーでおすすめのお土産をまとめた記事はこちらです。