スターバックスといえば、誰もが知る世界中で愛される人気のコーヒーチェーン。その中でも、さらに特別な雰囲気を持つ「ロースタリー(焙煎所)」付きの店舗をご存知ですか?世界にわずか6軒しかない、貴重なスターバックスです。

日本には1軒、東京・中目黒に「スターバックス リザーブ ロースタリー」があります!
以前、ミラノのスターバックス リザーブ ロースタリーを訪れたとき、異世界に迷い込んだような特別な空間に圧倒されました。そんな特別なスタバが東京にもあると知り、「絶対に行きたい!」と思っていた念願のロースタリー。とうとう夫と一緒に足を運ぶことができました。
東京のスターバックス リザーブ ロースタリーも、やはり普通の店舗とは全く異なる迫力と独特な空気感。それでいて、日本の伝統を意識して作られた建物や店内は、日本らしい温かみや心地よさを感じられました。

今回の記事では、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京の魅力を、たっぷりの画像とともにご紹介します!
これからお出かけする予定の方は必見!店内の様子や、ゆっくりするのにおすすめのフロアなどを紹介しているので、ぜひ最後まで読んでチェックしてください🎉
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スターバックス リザーブ ロースタリーとは
スターバックス リザーブ ロースタリーは、通常のスターバックスとは異なる特別な店舗で、高級感あふれる空間の中、こだわりのコーヒーを楽しめる施設です。
店内には巨大な焙煎機が設置されており、希少な「スターバックス リザーブ」豆の焙煎や抽出の様子を間近で見ることができます。

2025年2月現在、スターバックス リザーブ ロースタリーがあるのは、世界4カ国・6都市のみです。
- シアトル(アメリカ)
- 上海(中国)
- ミラノ(イタリア)
- ニューヨーク(アメリカ)
- 東京(日本)
- シカゴ(アメリカ)
以前訪れたミラノのスターバックス リザーブ ロースタリーは、スタイリッシュで洗練された雰囲気が印象的でした。同じ「ロースタリー」でも、それぞれの都市や建物の個性に合わせたデザインや演出が施されているのが魅力です。
イタリア・ミラノのスターバックスリザーブロースタリーの様子をまとめた記事がこちらです。イタリア旅行の予定のある方はぜひチェックを!ミラノ市内のアクセスしやすい立地にあります。
東京のスターバックス リザーブ ロースタリーの特徴
スターバックス リザーブ ロースタリー東京の外観を手がけたのは、世界的に有名な建築家・隈研吾(くま けんご)氏。一から設計・建築されたリザーブ ロースタリーは、世界でも東京だけです。
「日本文化を新しい形で表現」した建物は、テラスに張り出した現代的なひさしや、盆栽を思わせるプラントボックスなどがデザインが特徴的です。

隈研吾氏は、ハンガリー・ブダペストの西駅周辺の開発コンペティションでもユニークな設計を発表しており、ハンガリー人の夫もお名前を見てすぐに「知っている!」と驚いていました。
東京の店舗では木材が多く使用され、日本の伝統的な職人技が随所に活かされています。例えば、コーヒーバーのカウンターには、日本の木造建築で用いられる伝統的な「組み継ぎ」の技術が採用されました。

折り紙をイメージした天井や、テラス席に並ぶ杉材の美しい家具など、細部にもこだわりが詰まっています。訪れた際は、ぜひこうした職人技にも注目してみてください。
建物は4階建てで、その中心には「キャスク」と呼ばれる巨大な貯蔵庫がそびえ立っています。吹き抜けを活かした開放的なデザインがとても印象的です。
キャスクの周囲には、春の目黒川をイメージした桜の花が散りばめられており、その数はなんと約2,100枚!また、キャスクを覆う銅のパネルは、関係者がハンマーで一つひとつ手打ちして仕上げたそうです。手仕事の温もりを感じるデザインも、この店舗ならではの魅力となっています。
スターバックス リザーブ ロースタリー東京 訪問レポート
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京を訪れたのは、2025年1月後半の平日午前。幸いにも行列はなく、スムーズに入店できました。

週末や祝日、年末年始、桜の季節などは混雑のため整理券が配布されたり、時期によっては当日の座席予約ができる場合もあるようです。訪問前に、公式ウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします!
この日は入場制限こそなかったものの、店内はなかなかの混雑ぶり。パッと見ただけでも外国人のお客さんが多く、スターバックス リザーブ ロースタリーの人気がうかがえました。初めての訪問だったので、どこへ行ったらいいのかわからず、まずは入口のスタッフさんに相談してみることに。

「2階より上のフロアのほうが比較的空いていて、3階でもコーヒーを注文できますよ」と教えてもらいました。
私たちは3階へ向かって、テラス席に座ったのですが、1階から順番に建物内の様子をご紹介していきます。
1階の様子(メインバー、イタリアンベーカリー“プリンチ”、焙煎機、グッズエリア)
建物の角にある扉を開けると、天井の高い開放的なフロアが広がり、「特別な場所へ来た!」という高揚感に包まれます。
まず目に飛び込んでくるのは、天井を張り巡らすたくさんの管。ミラノのスターバックス リザーブ ロースタリーでも見た、コーヒー豆を運ぶパイプシステムです。

透明な管には焙煎前のコーヒー豆が、銅色のパイプには焙煎済みのコーヒー豆が通されているそう。まるで工場のようなダイナミックな仕掛けにワクワクします!
常に賑わっていた1階のメインバーがこちら。注文の順番を待ちながら、独特の空間をじっくり満喫できます。
スターバックス リザーブ ロースタリーでは、コーヒー豆の種類に合わせて抽出方法を選ぶことが可能。プロのバリスタさんと相談しながら、自分好みの一杯を見つけるのも楽しみのひとつです。
1階の奥には、イタリアンベーカリー「プリンチ」のコーナーがあります。時間帯によって提供されるメニューが異なるそうなので、訪れるタイミングによって違った楽しみ方ができそうです。
スターバックス リザーブ ロースタリーのシンボルともいえる、大型の焙煎機。青い作業服を着た焙煎士さんたちが、丁寧にコーヒー豆を焙煎する様子を間近で見ることができます。

焙煎士さんの作業をじっくり観察したいなら、焙煎機のそばの席を選ぶのがおすすめです!
入り口を入ったすぐ右側は、タンブラーやコーヒーグッズなどが並ぶエリア。奥ではコーヒー豆の販売も行われています。
帰り際に私も自分へのお土産を1つ購入。スターバックス リザーブ ロースタリーを象徴するような、コッパー(銅色)のマグカップを選びました。これなら落としても割れずに安心なので気に入ってます。
混雑している1階から、階段を使って2階へ上がっていきます。ちなみに、エレベーターはグッズエリア付近に1台あります。
2階の様子(“TEAVANA”バー、お茶関連のグッズエリア)
2階は、スターバックスのティーブランド「TEAVANA(ティバーナ)」の専門フロア。ここではコーヒーメニューは置いておらず、ティーメニューが楽しめます。
1階に比べるとこぢんまりとした空間ですが、お茶好きな人たちが集まり、落ち着いた雰囲気が漂っています。

メニューには、さまざまな種類のホットティーやアイスティーに加え、ここでしか飲めない「石臼抹茶ラテ」などのユニークなドリンクも!
茶葉やティーグッズの販売エリアも併設されているので、お茶が好きな方はぜひ覗いてみてください。
階段を使って3階へ向かいます。

3階以降はテラス席もあり、屋内の席も比較的空いているので、ゆったり過ごしたい方は要チェックです!
3階の様子(カクテルバー、テラス席、小さな焙煎機、エレベーター側の階段イラストにも注目)
「比較的空いているかも」と教えていただきやってきた3階。吹き抜けの構造とテラス席があるため、開放感を感じられるエリアです。

こちらでコーヒーもオーダーできますが、アルコール類がメインのバーです!!
「エスプレッソ・マティーニ」など、スターバックスならではのコーヒーを使ったカクテルもメニューに並んでいました。
私たちは、このバーでほとんど待つことなくコーヒーを注文。いくつかのコーヒー豆から、せっかくなので東京限定の豆を選びました。

1階のメインバーが混雑しているときは、3階のバーを覗いてみるのがおすすめです!
注文後、呼び出しベルを受け取り、コーヒーを待つ間に席を探します。普段ハンガリーに住んでいて寒さには強いので、迷わずテラス席へ。周囲を見渡すと、外国人のお客さんが多い印象でした。
目黒川と桜並木がよく見える場所で着席。桜が咲いていなくても開放感いっぱいで素敵な場所です!
今回、私が最初に注文したのは「クレーム ブリュレ ラテ」。表面をバーナーで炙ってあるとのことで、カリカリに仕上がったキャラメル層が特徴的。パリパリと割りながら飲むコーヒーは、香ばしくてとても美味しかったです!
夫は「クラフト キャラメル ラテ」を注文。甘いキャラメルの香りに包まれながら、ゆっくりとコーヒーを楽しんでいました。
実は3階にも焙煎機が設置されており、ここでも焙煎士さんが作業を行っています。
忙しそうにされていたので直接質問するのはためらいましたが、ホールで働いていた女性スタッフさんが、コーヒー豆の移動や焙煎の仕組みについて教えてくれました。ありがとうございます!!
エレベーターの近くにはお手洗いと小さな階段があり、3階から4階へ向かう壁には、世界のスターバックス リザーブ ロースタリーのイラストが描かれています。
ミラノのスターバックスも発見!懐かしい気持ちになりました。
4階の様子(インスピレーションラウンジ、テラス席)
最上階の4階には、イベントが行われる 「AMU インスピレーションラウンジ」 があります。この日は特にイベントはなく、自由に出入りできる状態でした。
階段を上がったすぐの場所には、コーヒー豆をパックする作業エリアがあります。

3階までの席が混雑している場合、4階は意外と空いていて穴場かもしれないです!ただし、イベントが行われている時は、奥のラウンジは利用できません。
館内のシンボルともいえる高さ17メートルのキャスクのてっぺんを背景に、写真を撮るのもおすすめです。
「AMU インスピレーションラウンジ」では、有料のコーヒーセッションが開催されることもあり、公式ウェブサイトで詳細を確認できます。館内を巡るツアーなども実施されているので、コーヒー好きな方やスタバファンは要チェックですね。
4階にもテラス席があり、3階のテラスよりややコンパクトですが、眺めがよく心地よい空間でした。
館内を歩いていると、夫が「ウィスキーのようなものを飲んでいる人たちがいる」と気にしていました。
インスピレーション ラウンジのスタッフさんに尋ねてみると、それは「バレル エイジド コールド ブリュー」というコーヒーだと判明。ウィスキー樽で熟成させたコーヒー豆を使っており、香りや風味に特徴があるものの、アルコールは含まれていないとのことでした。
興味が湧いたので、早速3階のバーで注文し、4階のテラス席へ。ピスタチオのコルネットも一緒にオーダーしました。
一口飲んでみると、確かにウィスキーのような香りがふわっと広がる…?コクはあるけれどもクセは強すぎず、私には飲みやすい味わいでした。大きな氷が入ったグラスで提供される見た目がおしゃれです。
なお、館内の巨大なキャスクは、各階の裏側からこのように覗くことができます。仕組みの詳細までは分かりませんでしたが、コーヒー豆の貯蔵庫として機能しているようです。
コーヒーを楽しんだ後は、せっかくの機会なので、ぜひキャスクの裏側ものぞいてみてください!
スターバックス リザーブ ロースタリー東京への行き方
住所 | 〒153-0042 東京都目黒区青葉台2丁目19−23 |
アクセス | 「中目黒駅」より徒歩13分 「池尻大橋駅」より徒歩14分 「神泉駅」より徒歩17分 |
営業時間 | 07:00〜22:00 |
定休日 | 不定期 |
公式ウェブサイト | https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/ |
AMUインスピレーションラウンジ セッションの詳細 | https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/floor-4.html |
【まとめ】スターバックス リザーブ ロースタリー東京は特別な空間!
スターバックス リザーブ ロースタリー東京は、世界に6店舗しかない特別なスターバックス「ロースタリー」のひとつです。 コーヒー豆の焙煎所を併設し、通常の店舗とは一線を画す、ユニークで非日常の世界が広がる場所になっています。

アメリカ発のコーヒーチェーンでありながら、日本文化を取り入れた建築と内装が特徴的。木を基調とした温かみのあるデザインが印象的で、伝統とモダンが融合した洗練された空間でした。
建物は4階建てで、各階ごとに異なる魅力とテーマがあります。1階では焙煎の様子を間近で楽しめ、2階にはティーバー、3階のバーでは洗練されたカクテルを、4階では有料のコーヒーセッションを受けることもできます。
混雑時には整理券やオンライン受付が必要な場合もありますが、ここでしか味わえない特別な時間を過ごせるので、コーヒー好きなら一度は訪れる価値があるスポットです。

私たちは比較的空いていると教えてもらった3階と4階で、ゆっくりすごせました!
最寄り駅から徒歩約15分と少し距離がありますが、その分、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を楽しめるのも魅力。東京のロースタリーを訪れた後は、世界に点在する他の5店舗への訪問も実現できたら素敵ですね!
スターバックス リザーブ ロースタリー東京へお出かけの際は、この記事を参考に、特別なコーヒーブレイクをお楽しみください