【冬にハンガリーを旅行するデメリット4選】メリットや楽しみ方も伝授します!

冬のバラトン湖畔

ヨーロッパの旅のベストシーズンは「爽やかな春」「日が長くて明るい夏」「過ごしやすい秋」のどれかというのが一般的です。

でも、どの時期にも良い面・悪い面があって、考え方によっては、冬のヨーロッパ旅も意外と悪くないものです。

りり

私は世界50ヵ国を旅したことがありますが、目的地のオフシーズンにもよく出かけていたので、そのデメリット・メリットの両方を体験してきました。

ハンガリーを冬の時期(11月〜3月頃)に旅をしたら、どんなデメリット・メリットがあるかについて、考えてまとめてみました。

ハンガリーを冬に旅する「デメリット」

  • 日が落ちるのが早い
  • なかなか寒い、気温は0〜5度前後
  • 天気がまずまず、基本的に曇っている
  • 観光地の営業時間が短い、もしくは営業日が少ない

ハンガリーを冬に旅する「メリット」

  • フライトやホテルが安い
  • 観光地が比較的空いている
  • 現地の人の日常生活が垣間見える

冬に旅をするメリットは、なんといっても費用が抑えられることです。あと、人混みの中を歩いたり、行列に並ぶのが好きではない方にとっても、冬は悪くない季節と思えるはずです。

有給が冬の時期に取れたけれど、ハンガリーに遊びに行く意味はあるかな?と迷っている方や、冬のヨーロッパってどんな様子なのかな…と気になる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

私は冬のヨーロッパ旅も結構好きです。みなさんも「これなら冬にハンガリーへ出かけて大丈夫そう」と思えるかもしれません!🎉

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この記事を書いた人

りり / 旅行大好き

ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き

旅のプロとして、みなさんに役立つハンガリー情報や、旅行情報をお届け中!
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目次
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冬にハンガリーを旅するデメリット 4選(対策方法あり!)

日が落ちるのが早い

サマータイムの終わる10月下旬から2月頃まで、午後4時前後には日が落ちて暗くなります。冬至の日の入りは午後3時30分頃です。

周りが暗いと、気持ちもつられて沈んでしまいがちですよね。

りり

でも、首都ブダペストでは、有名な夜景を夏よりも早くから楽しめますよ〜。

ブダペストの夜景。王宮・鎖橋・ドナウ川
ブダペストの夜景 / 画像引用元:エクスペディア

11月中旬から12月の期間はクリスマスマーケットも開かれます。暗い中、クリスマスの雰囲気を存分に味わえます。

ブダペストのクリスマスマーケットの様子
聖イシュトヴァーン大聖堂前で開かれるクリスマスマーケット

夏に比べると、外を出歩くよりも、ホテルに滞在する時間が少し長くなる可能性が高いです。

ホテルでのんびりと過ごすのも、贅沢な旅の時間の一部です。ご自分にとって居心地のいい素敵な宿泊先を見つけてくださいね。

ブダペスト在住の私がおすすめのホテルをピックアップしてみました。

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なかなか寒い、気温は0〜5度前後

首都のブダペストの冬の平均気温は0〜5度程度。朝晩はマイナスになる日も多いです。

ブダペストで日中の気温が0〜5度くらいの時、人々はこのような格好をしています

冬のハンガリーでの服装。コート+帽子が基本
帽子は必需品です
冬のハンガリーでの服装。コート+帽子が基本
コートについているフードもあたたかいです

ダウンコートなどの暖かいコートの他に、帽子がポイントです!!

りり

ニット帽などで耳を隠せると、防寒度がグッとアップ。コートについているフードも大活躍します。

日本で帽子はかぶらないという方も、帽子、もしくはフード付きのコートをご準備ください!

外は寒くても、建物の中はとても暖かいです。

現地の人は、分厚いダウンコートの下は結構薄着だったりします。建物の中は、セーターは脱いだ方がいいくらい暑いこともあるので、重ね着して調整するのがいいです。

さすがに、ずっと外で観光を続けていると体が冷えてくるので、途中でカフェやショップなどに入りながら暖をとるのがおすすめです。

♨︎温泉大国のハンガリー。ブダペストにも有名な温泉がたくさんあります。
日本の温泉とは違ってスパリゾートみたいな感じですが、温泉で暖かくのんびり過ごしてみませんか。42度の温泉のあるルダシュ温泉に行った時の記事はこちらです。

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休養が目的の旅であれば、あたたかいウェルネスホテルでゆっくりするのがおすすめです。ブダペストから一歩出ると、お得な料金で宿泊できるウェルネスホテルがたくさんあります。

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天気がまずまず、基本的に曇っている

冬のハンガリーは曇っている日が多く、「最近太陽を見てないな〜」という日が続きます。

しとしとと小雨が降ることもあります。

りり

ハンガリーの冬の天気のデフォルトは曇りと心得ておいてください。

雨が降ったら「曇ってたし降るよね〜」、晴れ間が見えたら「超ラッキー!」というスタンスがちょうどいい感じです。

雨が降ってしまったら、屋内の施設へ逃げ込むのが正解!!

ブダペストの西洋美術館国立博物館は、展示品だけではなく建物自体も立派なので、「ヨーロッパに来た!」という気分が盛り上がると思います。

ハンガリーで雪はあまり降りません。降った場合でも、ブダペストなど街の中心部であれば、歩道や道路の雪は融雪剤で溶かしてしまうので、すべりにくく足元も比較的安全です。

天気が悪い時は、華やかなカフェで時間をすごすと心が明るくなります。ブダペストの老舗カフェの情報をまとめた記事はこちらです。

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観光地の営業時間が短い、もしくは営業日が少ない

冬は観光地の営業時間が暖かい時期より短い場合や、営業日が少なくなっている場合があります。

例えば、ブダペストの動物園の夏の営業時間は9時〜19時ですが、冬は9時〜16時とかなり短いです。

りり

目的の観光地の営業日と営業時間を、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

午後遅めに行ったらもう閉まっていた!ということが起こり得ます。

冬はバスや電車の本数も少なくなっています。郊外・地方へ小旅行をする場合は、事前の確認は必須です!

冬にハンガリーを旅するメリット 3選

フライトやホテルが安い

オフシーズンになるとフライトやホテルが安くなるのが大きな魅力の1つです。

ホテルであれば、観光ピーク時の3〜5割近く値下がりしていることがあります。

りり

浮いた分のお金で、思い切って普段よりホテルのグレードを上げたり、豪華なディナーを予約するのもいいですね!

フライトはエクスペディアで探すと、全ての航空会社の比較ができるので便利です。乗り継ぎの回数(ブダペストまで直行便はないですが、乗り継ぎはできれば1回がGOOD!)や、料金の安い順など、並べ替えして検索してください。

ホテルもエクスペディア、もしくはBooking.comアゴダで調べるのがおすすめ。地図検索ができるので、宿泊してみたい地区から探し始めるのもいいですよ。

ホテルの料金は各サイトで微妙に異なる場合があるので、全てチェックして比較してみましょう!

冬のシーズンでも、ヨーロッパの冬休み期間(12月中旬〜1月最初の週)は、混雑していて料金も高めの設定になりがちなので、ご留意ください。

フライトとホテルが安かった分、ちょっとディナーを奮発してみよう!?という方は、ブダペストのミシュラン星付きレストランはいかがですか?

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夏よりも人が少なくて空いている

観光地をはじめ、空港や乗り物も夏ほどは混雑していないのは大きな魅力。

いつも予約でいっぱいの大人気レストランも、冬なら予約できる可能性が高くなります。

りり

冬でも観光客はいるのですが、夏の大混雑に比べれば全然大したことはありません。

長蛇の列に並んで待ったり、人混みで疲れてしまうことも少ないです。ご自分のペースで、存分に観光を楽しんでください。

ブダペストで予約の取りにくいレストラン「コムシェソワ」も、冬なら希望の日時で予約できるかもしれません!

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ブダペストから出かけやすい郊外の街センテンドレ。夏は大混雑していますが、冬は歩きやすいです。観光の合間に、美術館や可愛いカフェで暖を取りながら歩いてくださいね。

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現地の人の普段の生活が垣間見えやすい

夏に旅行に出かけると、どこも観光客でごった返していることが多いです。現地の人はバカンスに出かけていて、街は普段の様子とは異なるカオスな状況になっていることも。

一方、観光客の少ない冬の時期は、現地の人が市場で買い物をしたり、レストランに集まっておしゃべりをしたり、子供たちが学校から帰ってくる様子など、普段の生活をのぞき見しやすいです。

夏のウキウキした雰囲気はありませんが、冬の落ち着いた飾らない日常を体験してみませんか。

冬の旅行のデメリットとメリット まとめ

冬のバラトン湖版の様子
夏場は賑わうバラトン湖も、冬は人もまばらです(バラトン湖南のZamárdi) 

一般的にヨーロッパの旅行のベストシーズンは春〜秋ですが、冬の旅はデメリットばかりではありません。

普段より抑えた価格でフライトやホテルが予約できるのが、何といっても魅力です。節約できた分でホテルのお部屋をグレードアップしたり、ミシュランスターのレストランに出かけたり、次の旅行の蓄えとしてとっておくのもいいですね。

観光地も比較的空いていますし、現地の人々の普段の様子を夏よりもよく観察できるのも面白いです。

一方、ハンガリーを冬に旅する場合、寒い日が続くので、暖かいコートと帽子などの準備はお忘れなく。曇っている日が多いので、晴れたらラッキー!くらいの心構えでいるのがちょうどいいです。

日が短くて夕方4時ごろに暗くなってしまいますが、首都ブダペストの夜景は普段より早めに楽しめます。天気に左右されない美術館や博物館、華やかなカフェでの時間も満喫してくださいね。

以上、何か参考になる情報があれば幸いです。

【旅の指さし会話帳】

かわいいイラストと共に、旅に便利な単語やフレーズが盛り込まれている、指差し会話帳です。

ハンガリー旅行のお供にいかがですか?

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