ブダペスト観光で外せないのは世界遺産にも登録されているブダ城地区です。みなさんお出かけの予定はありますか?お子さんもご一緒ですか??
大人にとっては歴史のある地区の散策は楽しいものですが、子供たちにとってはそうとも限りません…。でも心配ご無用!もしも王宮の丘にお出かけの場合は、マーチャーシュ教会と漁夫の砦から歩いてすぐのところに子供のための公園があるんです。観光の途中の気分転換に、世界遺産の丘にある公園によってお子さんにも楽しんでもらいませんか?
今回の記事では、マーチャーシュ教会と漁夫の砦の地区に焦点を合わせて、子供と楽しめる公園やその周辺の歩き方をご案内します。ブダペストの王宮の丘にお出かけ予定のみなさん、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。
王宮の丘全体の情報をまとめた記事をやっと書きました!こちらの記事で情報が色々アップデートされているので、ぜひご覧ください。(ただし、公園の情報は、今ご覧になっているこのページのみで掲載しています!)
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りり / 旅行大好き
ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き
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マーチャーシュ教会と漁夫の砦の地区
ある冬の早朝のマーチャーシュ教会と漁夫の砦です。美しいですね。でも、日中はとても混雑しているので、観光の際はその覚悟でお越しください!
この地区にある公園と見どころを地図にまとめました。順を追って説明していきます。
①ブダ城マーチャーシュ王公園
②マーチャーシュ教会
③漁夫の砦
④老舗カフェ、ルスヴルム
⑤トート・アールパード遊歩道
⑥ウィーン門
⑦三位一体像(三位一体広場)
①ブダ城マーチャーシュ王公園(Budavári Mátyás király játszótér)
今回ご紹介するブダ城マーチャーシュ王公園は漁夫の砦の入口の隣、有料トイレのある道をまっすぐ行って1分ほどのところにあります。階段はないのでベビーカーでも行けます。
マーチャーシュ王の名前を冠した公園がこちらです!!背景にマーチャーシュ教会がそびえたちます。
王宮の丘にあるにふさわしい、中世の城砦をイメージした公園は遊び心でいっぱい。小さな子供からティーンエイジャーまで楽しめる遊具がそろっています。
公式ページでは朝8時から夜8時までオープンとなっています。冬季は早く閉まったりする場合もあるかもしれないので、念のため訪問される時間帯にはご注意ください。もちろん無料で利用できます!
子供たちが公園の外へ勝手に出られないよう、公園の入口に柵の扉があるので一瞬閉鎖しているかのように見えるのですが、各自で開けられますので驚かないでください。
ブランコの後ろにある公園の壁に沿って作られた城壁の部分はずっと歩いて行けるようになっています。
大砲の置かれた砦を過ぎた後はティーンエイジャー向けの大きな遊具になるので、小さなお子さんは怪我をしないように気を付けてください。
息子も大喜びで遊んでいました。すべり台は大中小の3種類あります。
地元の人も多く利用している様子でした。
入口を入ってすぐのところに砂場もあります。ベンチもたくさん置かれているのでちょっと休憩するのにもいいです。
漁夫の砦より少し奥まったところにあるので、意外と気が付かない人も多そうです。かくいう私も、何度も王宮の丘には来ていたのですが、ちゃんと調べるまでこの公園の存在を知りませんでした…。穴場の公園で観光に飽きてしまったお子さんを楽しませてあげてくださいね。
ブダ城マーチャーシュ王公園の情報
住所 | Budapest, Hunyadi János út 24, 1011 |
アクセス | バス16番 Szentháromság tér停留所から徒歩4分、漁夫の砦から徒歩1分 |
時間 | 08:00~20:00(秋~冬は時間短縮) |
定休日 | なし(クローズする時はホームページに案内あり) |
料金 | 無料 |
ホームページ | https://www.facebook.com/budavarijatszoterek (ハンガリー語) |
②マーチャーシュ教会
1055年を起源とするマーチャーシュ教会は2015年に改装が終わり美しい姿になりました。
ペーチ産のジョルナイ焼きの屋根が特徴的です。
教会の入場は有料です。(2023年2月現在大人2,500フォリント、学生1,900フォリント)
オーストリア=ハンガリー二重帝国時代に、皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃エリザベートの戴冠式が行われたことでも有名です。内部はきらびやかで、どこかエキゾチックな独特な雰囲気が漂います。
以前クリスマスの早朝ミサに訪れた時の様子です。
祭壇を正面に見て左側の奥に階段があり、教会のギャラリーに上れます。ちょっとした博物館のようになっていて、教会の歴史や教会に関連した古い品、改装の様子などが展示されています。
教会内部の後ろの方(入り口の正面)にとても小さなお土産屋さんがあります。絵葉書やガイドブックのほか、マーチャーシュ教会の屋根風タイル(使い方は購入者の想像力次第、見た目が可愛い)など、街では見かけないものも売っているので、時間があったらぜひ覗いてみてください。
マーチャーシュ教会の情報
住所 | Budapest, Szentháromság tér 2, 1014 |
アクセス | バス16番 Szentháromság tér停留所からすぐ |
時間 | 平日 09:00~17:00、土曜日 09:00~13:00、日曜日 13:00~17:00 |
定休日 | 結婚式や臨時のミサがある場合は入場不可 |
料金 | 大人 2,500フォリント、学生 1,900フォリント |
ホームページ | https://matyas-templom.hu/home |
オーストリア-ハンガリー二重帝国が成立した時の戴冠式の舞台もマーチャーシュ教会でした。ハンガリーを愛してやまなかった、オーストリア皇后エリザベートのお気に入りの宮殿があるグドゥルー(ゲデレー)。エリザベートに興味のある方はぜひどうぞ。
③漁夫の砦
漁夫の砦からのブダペストの景色は一見の価値があります。冬季は入場が無料なので混雑していますが、有料の時期は比較的空いています。
予算を削りたい場合は、漁夫の砦に有料で入場しなくとも、下の階から大体同じような景色が見られます。
漁夫の砦の情報
住所 | Budapest, Szentháromság tér, 1014 |
アクセス | バス16番 Szentháromság tér停留所から徒歩1分 |
時間 | 09:00~19:00(6~9月は09:00~21:00) |
定休日 | なし |
予算 | 大人 1,200フォリント、学生と子供 600フォリント |
ホームページ | https://ugyfelablak.budavar.hu/HBticket/web/?lang_id=2 |
短い時間で色々な観光地を回りたい、移動がうまくできるか心配…そんな場合は、日本語ガイド付きのツアーを利用するのも一つの手です。専用車で案内してもらえます。
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④老舗カフェ、ルスヴルム(Ruszwurm cukrászda)
マーチャーシュ教会から歩いてすぐのところに、ハンガリーで一番古い老舗カフェRuszwurm(ルスヴルム)があります。
1827年創業なのでその歴史はもう200年近く!
店内は狭く入口に階段もあるので、ベビーカーで中に入ることはハードルが高めです。
暖かい時期に運よくテラス席があいていたら座ってみてください。
約200年の歴史のあるカフェらしく、販売されているケーキは素朴でクラシックなものが中心です。
私がいつも選ぶkrémes(クレーメシュ/クリームケーキ)は、とても濃厚でおすすめの一品。
200年の歴史を持つカフェでお茶をしたと意識すると、さらに味わい深さが増すような気がします!?
ルスヴルムの予算は、昨今の物価上昇やおしゃれなカフェの商品と比べると、立地のわりにお得感があります。
ケーキ1つ1,000フォリント程度、コーヒーが1,200フォリント程度です。
ルスヴルムのフードデリバリー(Woltを利用)でケーキを注文してみました。
これぞ「ザ・クラシック」なハンガリーのケーキのラインナップ!!手前から、ドボシュトルタ、アーモンドケーキ、チョコレートケーキ、クレーメシュ、です。
老舗カフェ、ルスヴルムの情報
住所 | Budapest, Szentháromság u. 7, 1014 |
アクセス | バス16番 Szentháromság tér停留所から徒歩1分 |
営業時間 | 10:00~19:00(観光オフシーズンは10:00~18:00) |
定休日 | なし |
ホームページ | https://www.ruszwurm.hu/en/home/ |
ブダペストのカフェにご興味のある方は、以下の記事もどうぞ。
⑤八重桜の木が並ぶTóth árpád sétány(トート・アールパード遊歩道)
私はまだ実物を見たことないのですが、春にはこの通りに八重桜が咲くそうです。ここからのブダの町や山の景色もいいですよ。
⑥ウィーン門(Bécsi kapu)~⑦三位一体広場(Szentháromság tér)界隈
王宮の丘の北側の大きな入口がウィーン門です。ここからマーチャーシュ教会にある三位一体広場にかけての道はとても雰囲気がいいです。マーチャーシュ教会から南に向けての地区よりも少し空いています。
マーチャーシュ教会と漁夫の砦の地区への行き方
バスの利用
ペスト側のDeák Ferenc térからか、ブダ側のSzéll Kálmán térから16番系統のバスを利用できます。Széll Kálmán térから出ている16Aバスはディース広場が終点でDeák Ferenc térまで行きませんのでご注意ください。
徒歩の場合
王宮の丘へは公道や小さな散歩道を(少し大変ですが)利用してのぼることもできます。王宮の正面にも裏側にも、横側にも道がありますので、時間があって散歩が好きな方はお気に入りの道を見つけてみてください。特に下っていくのは大変ではないので挑戦しやすいですよ。
ブダペスト王宮の丘 マーチャーシュ教会と漁夫の砦の地区・まとめ
王宮の丘のマーチャーシュ教会と漁夫の砦の観光は外せません。そのすぐ近くにある公園では、お子さんが観光に飽きてしまわないよう、思いっきり遊ばせてあげてください。
世界遺産の歴史的な街並みの中を歩いたり、カフェに入ったり、それぞれの楽しみが見つかるといいです。
ブダペスト王宮の丘 ブダ城地区について
いつか機会があれば、王宮の南側(ブダ城地区)の歩き方もご紹介したいです。小さなケーブルカーを利用したり、美術館に立ち寄ったり、くさり橋を含めた美しいドナウ川の景色を眺めたりできます。最近は昔の建物を復元している地区がどんどん完成してきており、数年前とは雰囲気が様変わりしています。
エレベーターも数か所に設置されており、ベビーカーでも訪問できます。ただし、石畳の地区なので、ベビーカーのタイヤはできれば大き目のほうがいいです。
マーチャーシュ教会側の観光を終えてまだ余裕があれば、ブダ城の地区にも寄ってみてください。
(冒頭でご紹介した「【王宮の丘(ブダ城)の観光とアクセス情報】在住者が詳しく案内!」の記事で、ブダ城地区の紹介もしています。)