イケア(IKEA)といえば言わずと知れたスウェーデンの家具量販店です。
息子と娘が生まれてから、もう何度も一緒にイケアには足を運びました。
買い物するもよし、食事をとるもよし、コーヒーを飲んで休憩するもよし。特に目的がなくとも、ただイケアの店内を子供とぶらぶらするだけでも、ウキウキと楽しい気分になれます。
子連れで今日はどこへ行こう…とブダペストで迷っているお母さん/お父さんがいたら、IKEAをおすすめします!!
この記事では、私がブダペスト市内のイケアに子連れで行くことをおすすめする理由11選をご紹介します。IKEAファンの方にも、そうでない方にも、IKEAの魅力をお伝えできたら嬉しいです!
りり / 旅行大好き
ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き
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ブダペスト Örs vezér tereのイケア
ハンガリーにイケアのモデルルーム付き店舗は合計3つ、いずれもブダペストにありますが、今回ご紹介するのは地下鉄駅Örs vezér tereの側にあるイケアです。
住所・アクセス
住所:Budapest, Örs vezér tere 22, 1148
アクセス:地下鉄2号線Örs vezér tere駅から徒歩4分
子連れファミリーにイケアをおすすめする理由11選
地下鉄でアクセスできる
イケアは郊外にあるイメージが強いですが、Örs vezér tereのイケアには地下鉄で行けるので非常に便利です。地下鉄駅を降りると、左斜め前にすぐイケアの青い建物が見えます。
郊外のイケアよりは敷地が狭いものの、町の中にあって行きやすいというだけで感謝です。
授乳室が2か所ある
イケアには授乳室が合計2か所、地上階と1階にあります。
まずは1階(日本でいう2階)のレストランの手前、お手洗いの並びに授乳室があります。明るくて下の階のものより広いです。
地上階(日本の1階)の授乳室はレジをでた正面のお手洗いの並びにあります。
どちらにもソファー、おむつ交換台、洗面台があります。
バリアフリートイレにもおむつ交換台がついています。いずれの階も授乳室の並びにあります。
子乗せショッピングカートが利用できる
私は抱っこ紐を利用して子供と出かけるのですが、イケアでは子乗せショッピングカートが利用できるので、子供の重さから解放されて店内を歩き回れます
子供たちもカートに乗っている時はいつも嬉しそうです。
そして、日本ではおそらくダメなのですが…ブダペストのイケアでは大きなショッピングカートの中に子供たちを立たせて買い物をしているファミリーが多いです。そういうわけで、私も真似させていただいてます。
レストランで楽しくお食事
イケアといえばミートボール!!子供と行く時によく食べています。
子供用のダイニングチェアもありますし、子供向けのミートボール5個プレートもあります。
イケアファミリーメンバー(後述します)であれば、コーヒーかお茶1杯が無料になります。また、シーズンごとにイケアファミリーメンバー向けにお買い得なセットメニューもあります。
まだ利用したことはないのですが、真ん中のサークルが子供の遊び場になっていて、回りのテーブルで大人が食事をとれるコーナーがあります。いいですね。
親子2人でレストランを利用する際に1つ難点があるとすれば、子乗せショッピングカートのままセルフサービスコーナーへ行き、トレーに食事を乗せて歩くのがほぼ不可能なことです。
子乗せショッピングカートを利用している人は、レストランの隣のカフェの手前の空間にカートを置いてレストランに入るのが、一種の暗黙の了解のようになっています。
私もレストランを利用の際は、カートを置いて抱っこ紐で子供を抱っこしなおして、セルフサービスコーナーへ向かいます。
カフェで休憩
食事の時間ではないけれども一服したいという場合は、レストラン横にあるカフェでコーヒーやケーキをいただけます。こちらへは子乗せショッピングカートのまま入っていくこともできます。
後述する”イケアファミリーメンバー”向けにお得なメニューセットもあります。
フードコートの軽食
イケアの出入り口付近にフードコートがあり、ホットドッグなどの軽食がオーダーできます。
Örs vezér tereのイケアではドーナツもテイクアウトできます。息子たちも大好きです。
子供マネープログラム
1~12歳の子供は受付を済ませた場合に、Peták(ペターク)という子供用のお金を1枚もらうことができ、集めた枚数に応じて商品や食べ物を購入(!)することができます。
時期によって購入できるグッズや食べ物が異なるので、IKEAの案内をよく確認してください。
Petákの使用には子供の親が”イケアファミリーメンバー”であることが条件です。後述しますがすぐ入会できます。
Petákには有効期限があるので、失効する前に使ってしまいましょう。2枚からホットドッグなどが買えます。
Petákをもらう時に台紙にスタンプを押してもらいますが、これが6個集まるとフードコートでソフトクリーム1つと交換できます。
この台紙に有効期限はないそうです(2023年1月現在)。
Örs vezér tereのイケアでは、入口を入って左の奥の子供コーナーの窓口でPetákをもらえます。
なお、Petákは子供しか使えません。一度、まだ小さかった息子を夫に任せて、私がPetákをぬいぐるみと交換しようとしましたが、子供と一緒でないと利用できないとのことでした。
Petákを利用して買い物をする時は、必ずお子さんと一緒にレジへ行ってください。セルフレジは使用できないので、有人レジに並んでください。
イケアファミリーメンバーのサービス
上記子供マネーを使う際には、大人がイケアファミリー(IKEA FAMILY)メンバーであることが条件です。オンラインですぐに申込できますので、まだの方はスマホで申し込みをして、IKEAファミリーデジタルカードを入手してください。もちろん無料です。
IKEAファミリーメンバーであれば、レストランで食事を頼む場合はコーヒーかお茶が1杯無料、その他シーズンごとにイケアファミリーメンバー向けの割引商品もありますのでチェックしてみましょう。
キッズプレイルームの使用(無料で1時間)
イケアで大人が買い物をしている間、1時間無料で子供を預かってもらえるサービスがあります!
3歳~9歳までのおむつの外れている子供が対象です。
息子はまだ小さいのでプレイルームを利用したことはないのですが、時々羨ましそうに見ています。
楽しいショールーム見学
イケアのショールーム(上の階)は見て歩くだけでも楽しいです。子供たちもイケアの商品に興味津々です。
子供用のおもちゃや家具が気にいってしまって、子供が帰りたがらないというのは唯一のデメリットでしょうか💦
その他にもある、ありがたいスペース
コートや余計な重い荷物などはすべて無料ロッカーに入れて身軽に店内を歩きましょう。入口を入ってすぐのところにあります。
ソファーもたくさん置いてあって、子供にコートを着せたり荷物をまとめたりするのにも便利です。若い人たちはただ座っておしゃべりしていることも多いです。
子供向けアニメを鑑賞できるスペースがキッズプレイルームの隣にあります。こちらの利用は年齢制限はありません。
ブダペストのイケア(Örs vezér tere)のまとめ
イケアは子供と一緒に買い物や食事に行くのにとても向いている場所です。
授乳室はもちろん、レストランのダイニングチェアや子供の遊べるスペース、子供の一時預かりも利用できます。子供のマネープログラムも太っ腹なサービスですね。
子供が生まれてからはサービスの面を含めイケアの大ファンになりました。
お子さんと一緒にどこへ出かけようか迷っている方、イケアに行って楽しい時間をお過ごしください。
おまけ:グドゥルー(ゲデレー/Gödöllő)への出発地
イケアのあるÖrs vezér tere駅から郊外列車でグドゥルーまで約45分です。オーストリア皇后エリザベートのお気に入りの宮殿や、とても素敵なカフェもあるので、興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。