ハンガリーや周辺諸国を旅していると、「お肉中心のちょっとヘビーな伝統料理に、胃袋が疲れてきたかも…」と感じること、ありませんか?
そんな時は、あえてその国の伝統食にこだわらず、軽めの食事やドリンクでほっと一息つくのもひとつの方法です。
ブダペストに2店舗を構える、雰囲気抜群のカフェ「Muse(ミューズ)」は、旅行中に立ち寄るのにぴったりの素敵な場所。

旅行客にも人気のモダンなカフェで、見た目も華やかなお料理や、香り豊かなコーヒーが評判です。
数年前にオープンしたMuseは大人気で、2024年末には2号店(Muse2)がオープン。
Museの1号店には行ったことがあるのですが、ブログの読者さまから「Museの2号店も素敵でしたよ!」というメッセージをいただき、私も前から気になっていたので訪問してみました。
Museは2店舗ともアクセスしやすいのですが、特にこちらのMuse2は、街の中心Deák Ferenc tér駅のすぐ側にあり、店内も広々としているのが嬉しい点です。
一見、いわゆる“意識高い系”カフェっぽくて、ちょっと気後れしてしまうかもしれませんが(私がそうでした)、実際はスタッフの方もフレンドリーで、気軽に入れる雰囲気です。
ホットドリンク・コールドドリンク・ブランチっぽいフードメニュー・スイーツを提供しており、一部のメニューにはオーガニック素材を使用しています。
- ヘビーすぎない、カフェメニューを楽しみたい
- 遅めの朝食やブランチできる場所を探している
- おいしいコーヒーを飲みたい
- インスタ映えする写真を撮りたい
- 空港バスで移動する前後に、ちょっと一息つきたい
今回の記事では、最近訪れたばかりのMuse2(2号店)の情報を中心に、店内の様子やアクセス情報などをご紹介します。
ブダペストでモダンなおしゃれカフェを楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください🎉
【旅の指さし会話帳】
かれこれ20年くらい前に私も持っていたので、懐かしい!!と思わず表紙に見入ってしまいました。
かわいいイラストと共に、旅に便利な単語やフレーズが盛り込まれています。
ハンガリー旅行のお供にいかがですか?
りり / 旅で心を豊かに
🇭🇺 ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
🌏 1人旅を中心に、世界50カ国以上を訪問
🌴 ヨーロッパに長年いるけど、インドや暖かい国が大好き
❤️ ちょっとマイナーな国や地域に行けたら、テンションが上がる⤴️
心に残る旅のヒントをお伝えしたくて、ブログで情報を発信中。
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Museへ行く前に知っておきたいこと
Museがどんなカフェなのか、以下に簡単にまとめてみました。
店員さんもお客さんも外国人(ハンガリー人ではない)が多い
ブダペストにあるカフェMuseですが、ウェブサイトは英語オンリー!カフェで働いている店員さんたちは、ハンガリー語が通じない外国人も多く、お客さんも外国人の割合が多いです。
旅行者もたくさん利用しているので、気兼ねなく入店できます。インターナショナルな雰囲気をお楽しみください。

優しい店員さんが多いと評判です!
朝8時から営業しているが、キッチンのオープンは9時以降(2025年4月の情報)
Muse2に朝8時過ぎに行ったところ、温かいメニューはキッチンのオープンする9時以降でないと注文できないと言われました。(Muse1でも確認しましたが、そちらは8時30分以降とのことでした。)
「早起きして、朝イチでしっかり温かい朝食をとってから観光へ!」というスケジュールは、少し難しいかもしれません。ただし、観光シーズンなど時期によって対応が異なるかもしれないので、最新の情報は現地で確認するのがおすすめです。

調理済みのクロワッサンやケーキ、ドリンク類は開店直後からオーダーできます!
1号店(Muse1)は、女性に人気のガーリーな雰囲気
数年前にオープンした1号店のMuseは、ピンク色のランプシェードなども置いてあるちょっとガーリーな雰囲気で、瞬く間に人気になりました。ブランチっぽいメニューも好評で、口コミが昔からずっとよかったです。

Muse2号店からは歩いて5分くらい、すぐ近くにあります!
こぢんまりとした店舗で、混雑時は空いているテーブルを見つけるのが難しいかもしれません。その点では、Muse2の方が座れるチャンスが多そうです。
19時(週末は20時)にはクローズする
Museは朝食やブランチ、カフェメニューを主に提供する目的のお店で、夜は早めにクローズします。
夕食を目的に行く場合は、早めに入店しておきましょう。
オンラインメニューは現地のメニューと若干異なるかも
あらかじめオンラインメニューで目をつけていたスープを、娘のために注文するつもりでしたが、Muse2にはスープのメニュー自体がないそうです。
オンラインメニューと現地のメニューが異なるかもしれないので(ハンガリーあるある)、臨機応変にいきましょう。
Deák Ferenc térの側にあるMuse2(2号店)の様子
2025年4月某日、Muse2に朝8時過ぎに到着。朝食にぴったりのエッグベネディクトを注文したかったのですが、キッチンの営業は9時からとのことで、仕切り直して11時に娘と一緒に再訪しました。
私は注文カウンターへ直接向かってしまいましたが、正しい流れは「まず席に着いてメニューを選び、その後カウンターで注文&どのテーブルに座っているかを伝える」スタイルのようです。
レジのスタッフさんに注文をする際、「階段の横のピンクの椅子のテーブルがいいと思いますが、どうですか?」と提案していただき、その席に座ることにしました。
実は今回Muse2を訪れたのは、「空港バスで市内に到着後、スーツケースを持って休憩できるカフェはありますか?」というお問い合わせがきっかけでした。
店内はゆったりとした空間で、時間帯や混雑状況にもよりますが、テーブル横にスーツケースを置けるスペースは比較的確保しやすいと思います。暖かい季節なら、テラス席を利用するのも気持ちよさそうです。
さて、注文した品がそんなに待つことなく運ばれてきました!
以前、Museの1号店でいただいたエッグベネディクトの見た目が素敵&美味しかったので、今回はサーモンとアボカドを追加した「カリフォルニアベネディクト」を注文してみました。
サワードウブレッドの上になめらかなアボカドクリームとサーモンが重なり、その上にふっくらとしたポーチドエッグが2つ。仕上げには、濃厚でまろやかなオランデーズソースがたっぷりとかけられています。
アボカドのクリーミーさ、サーモンの塩気、オランデーズソースのコクが絶妙に絡み合い、ひと口ごとに幸せな気分に。見た目も味のバランスも抜群で、ボリュームも思ったよりたっぷり、朝食やブランチにもってこいです。
娘はスープを楽しみにしていたのですが、Muse2には置いていないそうで、代わりにベリー系のスムージーをオーダー。

ベースはお好みに合わせて、オレンジジュース・アップルジュース・ココナッツミルクの3種類から選ぶことができます。
紙ストローをいつも噛んでしまう娘ですが、今回はステンレスストローだったので、最後まで飲みやすそうでした。
すっきりとした味わいのスムージーを、嬉しそうにゴクゴク飲んでいたのが印象的です。
私はあまりコーヒーの味に詳しくないのですが、Museのコーヒーはコーヒー通の間でも評価が高いことで知られています。
コーヒー好きの方は、観光の合間にふらっと立ち寄って、その味をぜひ確かめてみてくださいね。クロワッサンやケーキを一緒に楽しむのもおすすめです。
私はまだ試していませんが、サンドウィッチ、フレンチトースト、ポリッジなどのメニューも揃っているので、口コミなども参考にしながら、気になる一品を選んで、Museでの時間を満喫してください!!
ブダペストに2店舗あるMuseのアクセス・情報
Muse2(2号店、モダン&シックで店内が広い)
住所 | Budapest, Sütő u. 2, 1052 |
アクセス | Deák Ferenc tér駅を出てすぐ(出口にもよるが30秒〜2分程度) |
公式ウェブサイト | https://cafemusehu.com/ (Muse1, Muse2共通) |
メニュー | https://cafemusehu.com/menu/ (Muse1, Muse2共通) コーヒー 1,350フォリント〜(約550円〜) フードメニュー 3,150フォリント〜(約1,300円〜) |
営業時間 定休日 | 公式ウェブサイト上に見当たらないので、Google Mapsを要チェック |
Muse1(1号店、女性が特に好きそうな雰囲気)
住所 | Budapest, Petőfi Sándor u. 8, 1052 |
アクセス | Ferenciek tere駅から徒歩1〜2分 |
公式ウェブサイト | https://cafemusehu.com/ (Muse1, Muse2共通) |
メニュー | https://cafemusehu.com/menu/ (Muse1, Muse2共通) コーヒー 1,350フォリント〜(約550円〜) フードメニュー 3,150フォリント〜(約1,300円〜) |
営業時間 定休日 | 公式ウェブサイト上に見当たらないので、Google Mapsを要チェック |
【まとめ】“Muse”はカフェタイム&ブランチにおすすめ!
ハンガリーや周辺国の旅で、少しヘビーなお肉料理に胃が疲れた方、朝食・ブランチがとれる場所探している方、ちょっと一息つける心地よいカフェに立ち寄りたい方にとって、Museはまさにぴったりの場所。
フォトジェニックな料理やドリンクは、見た目だけでなく味も雰囲気も◎。地元在住の外国人や観光客にも人気があり、ハンガリーの中でもとくにインターナショナルな空気を感じられるカフェです。

2店舗とも、街の中のアクセスしやすい立地にあります!!
大きな荷物を持っている場合や、確実に席を確保したい場合は、新しくできたMuse2(2号店)が広々としていておすすめ。一方、可愛らしいガーリーな雰囲気が好きな人は、Muse1(1号店)がぴったりです。
口コミ評価も高い人気カフェ「Muse」、ブダペスト滞在中にぜひ訪れて、素敵な空間とお食事を楽しんでみてくださいね!
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