世界遺産に登録されている「パンノンハルマ大修道院」は、1000年以上の歴史と共に、ハンガリーの文化と信仰の象徴的存在です。丘の上にそびえ立つ修道院の姿は訪れる人々を圧倒し、その周辺ののどかな風景には心が洗われます。

ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世やダライラマ14世も訪れた、ハンガリーが誇る由緒ある大修道院です。
修道院の建築にはロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式が融合しており、歴史の積み重ねを感じさせます。見どころは、美しい大聖堂、貴重な書物を所蔵する図書館、静寂に包まれた回廊などです。
現在も修道士や寄宿学校に住まう高校生が祈りと学びの生活を続けていて、修道士たちが栽培するハーブや、伝統的なワイン醸造も有名。修道院で作られたラベンダー製品やワインは、お土産として訪問者に人気があります。
今回、ブダペストから公共交通機関を使って、パンノンハルマ大修道院に日帰り観光へ行ってきました。
バスの本数が少ないので、車で行くのが一番便利ですが、事前にきちんと計画を立てれば、電車とバスを使って訪問も可能です。

私はバスの時刻表に合わせて、パンノンハルマに滞在したのはトータル2時間20分!公共交通機関を利用予定の方は、見学の流れをぜひ参考にしてください。
時間に余裕をもって観光できる方は、修道院の周り見どころもにも足を伸ばして、ハンガリーの田舎ののんびりした雰囲気を満喫するのもおすすめです。
修道院や教会の雰囲気が好きな方、世界遺産巡りをしている方、ブダペストから日帰りできる観光地を探している方は、ぜひ最後まで読んで旅の参考にしてください🎉
りり / 旅で心を豊かに
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パンノンハルマ大修道院の歴史

1000年以上の歴史を刻むパンノンハルマ大修道院は、ハンガリーの歴史と学問、信仰が交差する場所です。訪れることで、その奥深さを肌で感じてみてください!!
ハンガリー最古の修道院であるパンノンハルマ大修道院は、996年にハンガリー大公ゲーザが、ベネディクト会の修道士たちをこの地に招き建設。彼の息子であるイシュトヴァーン1世(後のハンガリー王)もこれを支援し、ハンガリー王国におけるキリスト教の中心的な拠点の一つとして発展しました。
14世紀には修道院はさらに拡張され、大聖堂や回廊が整備されます。ハンガリーの偉大な王マーチャーシュ1世の時代(1458年~1490年)は、学問と芸術が奨励され、図書館の蔵書も増えたことにより、修道士たちの活動がさらに活発になりました。
しかし、1541年にハンガリー王国の首都ブダがオスマン帝国に占領されると、修道院の活動も大きく制限されました。この時期に修道院は要塞化し、多くの修道士が避難、一時的に修道院は衰退の道をたどります。
17世紀後半から18世紀にかけて、ハプスブルク家の統治のもとで修道院は復興し、バロック様式の改築が行われました。19世紀のパンノンハルマ修道院は、大規模な改修と教育機関としての発展を遂げた重要な時期でした。
第2次世界大戦後、ハンガリーが共産主義政権の支配下に入ると、パンノンハルマも財産を没収されるなどの影響を受けます。しかし、存続を許された数少ない修道院の一つとして機能を維持し続けました。

1989年の共産主義崩壊後、修道院は自由を取り戻し、1996年には「パンノンハルマの千年の歴史をもつベネディクト会大修道院とその自然環境」
として、ユネスコ世界遺産に登録されました。
現在も現役の修道士が祈りと学びの生活を送り、修道院の敷地内にはパンノンハルマ・ベネディクト会高等学校が併設されています。ここでは男子高校生たちが寄宿生活を送りながら学び、修道士と共に暮らすという特別な環境が保たれています。
パンノンハルマ大修道院の観光ルートと見どころ

現地到着〜チケット売り場付近までの様子、そして、その後の見学の流れをご紹介します!
ジュール駅からバスにて到着、もしくは車で駐車場に到着した後、修道院のチケット売り場まで丘の小道をぐるりと歩いて向かいます。バス停からだと5分くらいかかる距離です。
2025年3月現在、大人のチケットは3,000フォリント、写真撮影は自由にできます。

詳しい説明を聞きたい場合は、別途900フォリントで日本語オーディオガイドを借りてください。
チケット購入後は、エレベーターで上の階へ移動します。
テラスからの景色がいいです。修道院の見学をすべて終えた後の出口は下の階にあるので、先に写真撮影をしておくのがおすすめです。
チケット売り場でもらえる案内図には、見学の推奨ルートがしっかりと書かれているので、案内の点線の流れに沿って見学するのがいいです。
なお、オーディオガイドを借りる場合は、★マークのある5か所(40, 42, 43, 44, 46)に近づくと、自動的に音声案内が始まります。次の★マークに近づくと新しい案内が流れ、前の案内に戻って聞くことができない仕様なので、最後まで説明を聞きたい人は、次のポイントへ近づき過ぎないようにしましょう。
大修道院で利用されている様々な扉が印象的です。大聖堂の正面の扉と、見学入り口の建物の扉はブロンズの装飾が施されています。
A. 大聖堂
大聖堂はパンノンハルマ修道院の中心にある重要な建築物です。正式には「聖マルティヌス大聖堂」と呼ばれ、トゥールの聖マルティヌスに捧げられています。

トゥールの聖マルティヌスは、パンノニア州(現在のハンガリー西部)で生まれたとされる、ヨーロッパ初の聖人です。
まずは、回廊側にある入り口から建物の中へ入り、その後、大聖堂の側面に位置する美しい木の扉から入場します。
ほんのり薄暗い大聖堂内には神聖な雰囲気が漂っていて、思わず息を呑みました。
現在の大聖堂は13世紀のゴシック様式を基礎とし、後の時代にルネサンスやバロック様式の装飾が加えられました。特に、19世紀の改修では新古典主義の要素も取り入れられ、複数の時代の建築様式が融合した独特の美しさを持っています。
2012年に近年では最後の内部改修が行われたため、新しくすっきりとした印象があると同時に、歴史も感じられる空間です。
大聖堂の天井は、ゴシック建築の典型であるリブ・ヴォールト(肋材付きの交差ヴォールト)が採用されています。オルガンは19世紀のものです。
側祭壇も美しく、聖人たちが描かれたステンドグラスから差し込む光が優雅。主なステンドグラスは20世紀の改修時に新たに設置されたものです。
大聖堂内の扉もそれぞれ特徴があり、大回廊へと続く扉の装飾が美しく印象的です。

大聖堂内の椅子に座って、歴史に思いを馳せながら、雰囲気を存分に味わってみてくださいね。
B. 地下聖堂
パンノンハルマ大修道院の地下聖堂もとても神秘的な空間です。ロマネスク様式の影響を受けた堅牢な造りで、静寂と厳かな雰囲気に包まれています。
歴代の重要な修道院長が地下聖堂に眠っています。また、オーストリア=ハンガリー帝国の最後の皇帝、カール1世の長男オットー・フォン・ハプスブルクの心臓もここに埋葬されています。
C. 回廊
回廊は修道院の中庭を囲む廊下で、修道士たちが日々の祈りや修行、そして共同生活を送るための場所として、長年重要な役割を果たしています。
大聖堂と回廊をつなぐ扉の「ポルタ・スペキオーサ(Porta Speciosa)」。上部には聖マルティヌスが乞食にマントを分け与える場面が描かれています。

大聖堂は元々、神に使える修道士たちのための建物です。そのため、このような美しい扉も、巡礼者のためではなく、修道士たちの生活空間に造られています。
回廊の角にあるのは、ハンガリー初代国王に捧げられた「聖イシュトヴァーン・チャペル」。聖イシュトヴァーンの遺体は現在エステルゴムに安置されていますが、一時期パンノンハルマに埋葬されていました。
中庭には花やハーブが植えられ、「修道士たちの薬局」「修道士たちの楽園」とも呼ばれる場所です。扉は鍵がかかっていますが、窓越しに様子を窺えます。
回廊に面して食堂があり、訪問者は見学することはできませんが、現在でも修道士たちが神への感謝を込めて祈りを捧げながら食事をとっています。
D. 図書館

階段を上がった先にある、小さな扉から図書館へ入場できます。
パンノンハルマ大修道院の図書館は、ハンガリー最古の修道院図書館の一つであり、貴重な写本や書籍を多数所蔵しています。
その起源は修道院の創設と同じ996年にさかのぼり、当時の修道士たちが宗教的・学問的な書物を集めたことが始まりとされています。
現在の図書館は、18世紀のバロック様式の建物の中にあり、美しい装飾と重厚な書架が特徴です。天井のフレスコ画や、精巧に彫刻された木製の書棚は訪れる人々を魅了します。
図書館には約40万冊の蔵書があり、その中には中世の手書き写本や初期の印刷本も含まれています。
修道院の図書館は単なる書物の保管場所ではなく、修道士や高校生たちが現在でも利用しており、歴史と学びが融合する場となっています。
E. 展示会場とギフトショップ
図書館から階段を降りてくると、大修道院の展示会場があります。
このエリアの展示は定期的に更新され、修道院の貴重な書物や宗教美術品、歴史的資料が特別公開されることもあるそうです。

出口の手前にある小さなギフトショップでは、パンノンハルマならではの商品が見つけられます!
販売されているのは、修道士たちが作ったワイン、ハーブティー、ラベンダー製品、修道院特製のチョコレートやハチミツなど。
(左からエルダーフラワー、タイム、ラベンダー、ミント)
パンノンハルマのワインは修道院の伝統的なワイン醸造技術を受け継ぎ、修道士たちが管理するブドウ畑で作られたもので、訪問者に人気の商品の1つです。
その他、マグカップ、修道院の歴史やハンガリー文化に関する書籍、宗教関連のアイテム(ロザリオなど)も揃っているので、修道院を訪れた記念として、ご自身や大切な方のお土産にいかがですか。
ギフトショップが大修道院の観光ルートの最後です。お手洗いはギフトショップを出たところにあります。
外へ出ると、チケット売り場へ向かう途中の道にあたり、バス停や駐車場へ戻れます。
パンノンハルマへのアクセスなどを案内する前に、大修道院周辺の見どころを紹介します!
パンノンハルマ大修道院の周辺の見どころ
パンノンハルマ大修道院を訪れた後、時間のある方は周辺もぜひ散策してみてください。修道院の厳かな雰囲気とは対照的に、周囲には自然やカフェ、展望スポットが点在し、のんびりと過ごすのにぴったりです。

大修道院の周辺も世界遺産の一部です!
樹木園・ハーブ園、Pausaカフェ
パンノンハルマ大修道院のバス停の前に美しい門があって、そこが樹木園・ハーブ園の入り口になっています。
パンノンハルマの樹木園の歴史は遡ること19世紀。当時の修道士たちは、修道院を取り囲む丘陵地帯にさまざまな種類の樹木を植え、修道院の静かな環境を維持するとともに、薬草の栽培や研究の場として活用していました。
あいにく、私が行った日は樹木のメンテナンス中で、樹木園へ入場できませんでした。森の散策を楽しみにしていたので残念でしたが、気を取り直して大通り沿いを歩いていきます。

ハーブ園の先にPausa Cafeという人気のカフェがあります!
カフェのショーウィンドーには美しいケーキの数々が!口コミ評価がとてもいいカフェなのですが、ケーキを見てその人気の理由に納得しました。
修道院のギフトショップでも販売していた製品や、パンノンハルマのワインに加えてビールなども販売されています。こちらでゆっくりお土産も探せそうです。
摂氏3度くらいの寒い日でしたが、せっかくなので修道院の見えるテラス席に座って、美味しくケーキとコーヒーをいただきました!
なお、私はこの後にジュール駅へバスで向かいました。バス始発の修道院前に行くには坂道が結構きついので、始発から2駅目のバス停まで下って行って利用しました。(交通については最後の項目で案内しています。)

パンノンハルマの町から出発するバスを利用予定の場合、Pausaカフェまで下ってきた後は、一度修道院へ坂道を上って戻り、その後、町へ向かって再び下りるルートになります。
Pausaカフェの情報 | |
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住所 | Pannonhalma, Vár 1, 9090 |
アクセス | 大修道院の前のバス停から、樹木園を通って徒歩で10分程度 |
公式ウェブサイト (ハンガリー語、営業時間情報など) | https://www.facebook.com/pausacukraszda/?locale=hu_HU |
定休日 | 月〜火曜日(ただし、夏季は毎日営業している可能性あり。公式ウェブサイトを要確認) |
レストラン、修道院の撮影スポット
バス停から3分ほど歩いたところに、Tricollis pizzéria és kávézóというピッツェリア&カフェがあります。私は利用しませんでしたが、修道院見学の前後に食事をしたい方は、この場所が選択肢の1つです。(ここ以外では、徒歩で15分ほど丘を降りて、町の中心でレストランを探す方法もあります。)
レストランの前に小さな展望エリアがあって、こちらから修道院の建物と大聖堂のクーポラを写真撮影できます。
Tricollis pizzériaの情報 | |
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住所 | Pannonhalma, Vár 1, 9090 |
アクセス | 大修道院の前のバス停から徒歩3分 |
公式ウェブサイト (ハンガリー語) | https://www.facebook.com/tricollispizzeriakavezo/?locale=hu_HU |
定休日 | 月〜火曜日(ただし、夏季は毎日営業している可能性あり。公式ウェブサイトかGoogle mapを要確認) |
展望台とハイキングコース
バス停から徒歩で10分弱、ピッツェリア&カフェの前の道を進んで行くと、Boldog Mór-kilátó(ボルドグ モール展望台)に到着します。
展望台の上から修道院は完全には見えませんが、高い場所からの景色はどこであっても清々しいです。
ユニークな形の展望遊歩道もあります。
修道院のテラスからの景色も十分美しいので、時間が限られている方は無理してこちらへ来なくてもいいかもしれません。私の場合は、バスの到着から修道院オープンまで少し時間があったので、文字通り駆け足で往復して様子を見てきました。
山歩きが好きな方は、いい気分転換になると思います!
展望台の情報 | |
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住所 | Boldog Mór-kilátó, Pannonhalma 9090 |
アクセス | 修道院の前のバス停から徒歩8分 |
パンノンハルマ大修道院の情報・アクセス
住所 | Pannonhalma, Vár 1, 9090 |
アクセス | ジュール駅から7030番バスで 約30分 (修道院の丘の上まで行くバスは2時間に1本のみ。丘の麓のバス停が終点の場合は、そこから徒歩15分) ブダペストからジュール駅まで電車で約1時間30分 |
バス7030の時刻表 ※非常に見にくいので、Google mapsでバスを検索する方がおすすめです | https://www.nyul.hu/cms_upload/hirek_kepek/gyor_pannonhalma_ravazd_gyorasszonyfa.pdf |
公式ウェブサイト | https://foapatsagiturizmus.hu/en/ |
営業時間(時期によって変更) | https://foapatsagiturizmus.hu/en/nyitvatartas/ |
定休日 | 冬季の月曜日、クリスマスや大晦日など |
チケット情報 | https://foapatsagiturizmus.hu/en/belepojegyek-2025/ |

ジュール駅〜パンノンハルマ大修道院へのバス移動、ブダペスト〜ジュール間の電車移動について、以下の項目で詳しくご紹介していきます。
「個人で電車とバスを乗り継いで出かけるのが難しそう…」と感じた方は、楽天トラベルのプライベートツアーへの申し込みも選択肢の1つです!
専用車で快適に移動、日本語ガイドの詳しい案内で、パンノンハルマ大修道院について深く知ることができます。
ジュール駅➡️パンノンハルマ大修道院(バス利用)
ジュールのバスターミナルは、ジュールの大きな駅舎とは真反対にあります。

ブダペストから電車で到着した場合、後ろ側(ブダペスト方面)の連絡通路を利用しましょう!
前方の連絡通路からは、バスターミナルへ行けません。
駅にエスカレーター・エレベーターはなく、すべて階段です。
バスターミナルの奥にチケット売り場券待合室があります。私は帰りのバスも決めていたので、ここで往復のチケットを購入しました。帰りの時刻が未定の場合は、バスの運転手さんから直接チケットが買うこともできます。
パンノンハルマ行きのバス停は10番(念の為、当日必ず事前にご確認ください)。行きは黄色い7030番バスでしたが、帰りは白いバスでした。
パンノンハルマまでの所要時間は約30分です。
バスの左側に座ると、徐々に近づいてくる大聖堂の風景を楽しむことができます。
終点のPannonhalma, vár főkapu停留所がこちら。バスはここにしばらく停車して、その後同じ場所から折り返してジュール駅へ戻っていきます。

修道院前にある終点の停留所のPannonhalma, vár főkapuまで行くバスは、2025年3月現在2時間に1本のみです。
修道院の丘を上らないバスの場合、Pannonhalma, takarékszövetkezetという丘の麓のバス停で降りて、徒歩で坂道を15分ほど上ってください。
パンノンハルマ大修道院➡️ジュール駅(バス利用)
終点・始発のPannonhalma, vár főkapu停留所から利用するのが一番わかりやすいかと思います。
私の場合、Pausaカフェに寄った後、植物園を通って始発のPannonhalma, vár főkapu停留所へ戻るつもりでした。しかし、植物園が通行できず、大通り沿いの坂道を上るのが面倒だったので、2つ目の停留所Pannonhalma, Tóthegyから乗車することに。
午前11時過ぎのバスでお客さんは1人もいなくて、運転手さんは外国人(私)が地味な停留所から乗車してきてびっくりしてました(多分)。その後、町の中心や他の村も経由していくので、ジュール駅に到着する頃は乗車率80%くらいになっていました。

修道院の前からバスが出発しない時間帯は、丘の麓のPannonhalma, takarékszövetkezetバス停からジュール駅へ戻れます。
Pannonhalma, takarékszövetkezet停留所まで、修道院から坂道を下って12分程度。バス停のあたりがパンノンハルマの町の中心で、評価の高いレストランやカフェもあるので、どこかに立ち寄ってから帰るのもいいと思います!
ブダペスト↔️ジュール間(鉄道利用)
ブダペスト〜ジュール間は約1時間30分で、1時間に3本ほど電車が走っています。ハンガリー国内の電車もあれば、オーストリア方面へ向かうRail Jetなど、車両タイプは様々です。

東駅(Keleti pályaudvar)発、もしくは南駅(Déli pályaudvar)発です。利用する電車の出発駅をよく確認して、間違えないようにしましょう!
電車の予約方法などの情報は、以下の記事にまとめてあります。シートマップで座席指定をする方法も案内にしているので、ぜひ参考にしてください。
ハンガリー国鉄を上手に利用して、鉄道の旅も楽しめますように!
まとめ
パンノンハルマ大修道院は、ハンガリーの歴史と文化、宗教が融合した特別な場所です。千年以上の歴史を誇る修道院では、大聖堂の厳かな雰囲気や圧巻の図書館など、見どころがたくさん。ギフトショップでは、パンノンハルマ産のワインや、修道士たちが作ったハーブ製品などをお土産にどうですか。
時間に余裕のある場合は、樹木園とハーブ園を尋ねたり、周辺のカフェやレストランにもどうぞ。展望台に向けてちょっとした散策も楽しめます。

車で行くのが一番便利ですが、私のようにブダペストから公共交通機関を使って日帰り旅もできます!
時間の制限のある方や、ガイドさんから詳しい説明を聞きたい場合は、楽天トラベルのプライベートツアーも検討してみてはいかがですか。
パンノンハルマは訪れる人の心に静けさと感動を与えてくれる素敵な場所です。興味を持った方は、ぜひハンガリー旅行のプランに加えて、心落ち着くひとときを過ごしてみてください。