【ターキッシュエアラインズの無料ツアー】イスタンブール観光を2回体験!メリット・デメリットも紹介

トルコ航空のツーリスタンブールツアーで訪れたイスタンブールのブルーモスク

燃料費高騰などの影響を受け、フライト代が以前に比べて大幅に上昇している昨今。せっかく購入した航空券なので、乗り継ぎの時間も有効に活用できれば、旅の満足度をさらに高めることができると思いませんか?

そんな中、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)が提供している嬉しいサービスが「Touristanbul」(ツーリスタンブール)です

りり

イスタンブールでの乗り継ぎの時間を利用して、「完全無料の市内観光ツアーに参加」が可能!
市内への往復移動や食事もすべて含まれているという、驚くほど太っ腹なサービスです。

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレムを見て回る夫と子供たち
トプカプ宮殿のハレムも無料で入場見学できました

「イスタンブールで6時間以上の乗り継ぎ時間がある」「ターキッシュエアラインズで航空券を購入している」など、いくつかの条件をクリアしていれば、誰でも申し込みできる魅力的なツアーの数々。

私たち家族もハンガリーからの一時帰国の際に、往路および復路の合計2回のツアーに参加して、短時間ながら思い出に残るイスタンブール滞在を楽しんできました。

りり

今回の記事では「実際のツアーの様子」に加え、「参加の条件」や「参加して感じたメリットとデメリット」などをご紹介していきます!

ターキッシュエアラインズを利用して日本からヨーロッパ・アフリカ方面へお出かけ予定の方、ヨーロッパ旅行でどのフライトを利用しようか迷っている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

イスタンブールで乗り継ぎ時間に余裕があり、条件が合う方には「Touristanbul」がとてもおすすめ!トランジットの時間も旅の一部として思いっきり楽しみましょう🎉

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この記事を書いた人

りり / 旅で心を豊かに

🇭🇺 ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
🌏 1人旅を中心に、世界50カ国以上を訪問
🌴 ヨーロッパに長年いるけど、インドや暖かい国が大好き
❤️ ちょっとマイナーな国や地域に行けたら、テンションが上がる⤴️

心に残る旅のヒントをお伝えしたくて、ハンガリーの情報を中心にお届け中。
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目次
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「Touristanbul」への参加条件

イスタンブールのグランドバザールの外の小道の様子
グランドバザールへ向かう道中の様子

ターキッシュエアラインズでチケットを購入している

ターキッシュエアラインズで航空券の予約をしていて、航空券番号が235から始まっていることが「Touristanbul」への申し込み条件です。

例えば、全日空から予約を入れて、ターキッシュエアラインズをコードシェア便として利用する場合は、残念ながらツアーの参加資格はありません。

十分な乗り継ぎ時間(6〜24時間)の合間に、参加可能なツアーがある

トルコ航空のフライト予約画面。Touristanbulに参加できる場合は、その旨表記されている

乗り継ぎ時間が十分にあり、なおかつ、その時間帯に参加できる該当ツアーがあるかを調べましょう。

私がターキッシュエアラインズのウェブサイトからフライト予約をした際には、上記のように「Touristanbul」の表示があり、ツアーに申し込みできることが明確でした。

「Touristanbul」のツアーの種類(全19ツアー!)

Touristanbulのパンフレットの地図
Touristanbulの1週間のスケジュール表

イスタンブール空港で入手した「Touristanbul」のかわいらしいパンフレット。目を通して驚いたのは、ツアーが19種類にも及ぶということです!

曜日や時間帯によって訪問できる場所も異なるため、様々なツアーが企画されているようでした。

  • イスタンブール空港発着で、最短ツアーは3時間半、最長ツアーは9時間半(!)
  • 1日に6ツアーある
  • 旧市街を巡るツアーが多いが、新市街を巡るツアーもあり
  • 5〜10月の夜はボスポラス海峡クルーズツアーあり
  • 一番早いツアーは8時に開始、一番遅いツアーは23時に終了
りり

「Touristanbul」の気になるツアーに参加するため、ターキッシュエアラインズを何度も利用するのもアリかもしれませんね!?

Touristanbulのスケジュール表を拡大して撮影

ターキッシュエアラインズのウェブサイトからツアーの詳細は確認できますが、曜日によるツアー番号の詳細は表示されていません。現地でもらったパンフレットには、細かく分かりやすく書かれていました。

ツアースケジュールと詳細https://www.turkishairlines.com/ja-int/flights/fly-different/touristanbul/tour-schedule/

曜日を選択してから、該当ツアーの時間帯をクリックすると、訪問予定地が表示されます。

「Touristanbul」に参加予定で、細かいスケジュールを知りたい方には、紙のスケジュール表のスクショをお送りできます。利用予定日を明記の上、お問い合わせ欄からお気軽にご連絡ください!(2025年1月にもらったパンフレットの情報になります。)

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「Touristanbul」のメリット・デメリット

Touristanbulのツアー参加中、バスからの風景
ガラタ橋を渡る途中、バスの車窓からの風景

実際に「Touristanbul」のツアーに2回参加してみて感じた、メリット・デメリットをご紹介していきます。

メリット

  • 観光はもちろん、移動費や食費もすべて無料!
  • 快適な観光バスを利用、現地の観光ガイドによる案内もあり
  • ヨーロッパやアフリカへ向かう途中に、イスタンブールのエキゾチックな雰囲気を満喫できる!

「観光・移動・食費の全てが無料」というのが最大かつ素晴らしいメリットです。快適な観光バスを利用、ガイドさんが街を案内してくれ、ツアーで提供されるお食事も完全に無料なので、文句のつけようがありません。

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入場料が高い「トプカプ宮殿」などがツアーに入っていたら、ますますお得な気分です!

日本からヨーロッパやアフリカ大陸へ向かう場合でも、イスタンブールの「東西の文化が交差するエキゾチックな街の雰囲気」を楽しめるのが嬉しいですね!

デメリット

イスタンブールのスルタンアフメット広場にはオベリスクや蛇の柱などの見どころがある
旧市街にあるスルタンアフメット広場

無料ツアーのデメリットをいう資格はないのですが、敢えてあげると以下の通りです。

  • ツアーの選択肢は限られている
  • ある程度の体力が必要(乗り継ぎのタイミングによっては疲れるかも)

Touristanbulの観光ツアーの種類は多いですが、実際に参加できるのは、みなさんの乗り継ぎのタイミングに合うツアーです。

ちょうど行ってみたかった場所が、ツアー内容に含まれていない場合も考えられます。

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例えば、人気のある「ボスポラス海峡クルーズツアー」は、5〜10月の夕方のみの催行です。
曜日によってクローズしている場所もあります。(グランドバザールは日曜日、トプカプ宮殿は火曜日、など。)

また、乗り継ぎの合間の観光ということで、時差ボケで眠気に襲われたり、急にどっと疲れを感じる可能性はなきにしもあらず。空港から市内へはバスで約1時間で、車内で熟睡しているお客さんもたくさんいました。

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バスを一度下車してから、基本的に徒歩観光になるので、ある程度の体力は必要であることを頭に入れておいてください。

ツアーの前後は元気でも、その後に乗り継いで目的地へ到着した際にぐったり…とならないよう、体力の配分には気を配る必要はあるかと思います。

そんなデメリットも踏まえた上で「イスタンブールを見てみたい!」というみなさんには、Touristanbulのツアーは間違いなくおすすめできます!

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ツアーへの申し込み方法 〜 ツアー開始までの流れ

トルコ航空公式ウェブサイトの、Touristanbulの申し込み画面

公式ウェブサイトから申し込みをする

公式ウェブサイトのTouristanbul申し込み画面で「搭乗券番号(または予約番号)」および「搭乗者の姓」を入力すると、申し込み可能なツアーの詳細が表示されます。

イスタンブール空港で直接申し込みもできるようですが、「自分のチケットで申し込みが可能か」「該当ツアーがあるか」などを調べる意味も含め、あらかじめウェブサイトから予約しておくと安心です。

予約が完了すると、メールでお知らせが届きます。

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日本国籍であれば、トルコのビザは(3ヶ月以内の滞在なので)不要です!

イスタンブール空港に到着後、入国する

トルコのイスタンブール空港の様子。Welcome to Istanbulの文字

イスタンブール空港に到着したらまずは入国します。Arrival(到着)の案内の方へ進みましょう。

ヨーロッパでも5本の指に入る広さを誇るイスタンブール空港。入国審査の入り口までかなりの距離を歩きます。

イスタンブール空港内にある歩く歩道

パスポートコントロールの列に並び、入国審査を済ませましょう。

イスタンブール空港のパスポートコントロールの入り口

入国審査を終えたら、手荷物受取所を通過します。ほとんどの場合、スーツケースは最終目的地まで直接届くはずなので、ここでのピックアップはもちろん不要です。

到着ロビーへ出て、Touristanbulの窓口で受付を済ませる

イスタンブール空港の到着ロビーのマップ。入国審査からTouristanbulの申し込み窓口までの道のり

到着ロビーの出口を過ぎたら、ひたすら右側に向かって歩いていきます。数分はかかる距離です。

赤い看板が目印のエリアに到着。一番右側にTouristanbulの申し込み窓口があります。ウェブサイトから予約済みでも、ここで航空券を提示して、ツアー番号の書かれた札とストラップを受け取ります。

イスタンブール空港のTouristanbul申し込み窓口
Touristanbulで使用する首から下げるツアー番号の札。T13とT17に参加したので、2つの札を撮影
ツアーによってツアー番号が異なります

ツアー開始の30分前に集合。ガイドさんの案内でバスに乗車

イスタンブール空港のTouristanbulの集合場所周辺の様子
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ツアー開始の30分前が集合時間です!!

ツアー開始の30分前に集まるよう、申し込み窓口で指示があります。集合場所は、窓口の近くの広く空いたスペースです。周辺には椅子がたくさん並んでいるので、座って待つことができます。

同じ時間帯に出発するツアーもあるため、申し込んだツアーの番号がガイドさんの案内する番号と一致しているか、また周りの人が同じ番号の札を下げているかを確認しましょう。

実際のところ、ツアー開始の約15分前にガイドさんが到着し、一つ下の階へ徒歩で移動。その後、バスに乗車し、ちょうどツアー開始時刻頃に出発するという流れでした。

Touristanbulで使用する大型バスの外観
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【Touristanbul ツアー参加レポート①】水曜日「T17(ツアー17)」

Touristanbulで実際に乗車したバスの内部の様子
Touristanbulの大型バスで空港を出た直後の様子
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ツアー参加日の人数・交通状況・ガイドさんによって、同じツアーでも様子が異なるかもしれません。
「私たちの参加したツアーはこんな感じだった」という、雰囲気をご覧いただけたらと思います!

水曜日に参加したのが「T17(16:00〜21:30)」の半日ツアー。旧市街の観光で、世界最大級のグランドバザールの訪問も含まれます。

この日のツアーは大型バス2台で出発したので、集まったのはざっと100名弱くらいだったようです。

後日、T13のツアーに参加して比較できたのですが、こちらのT17のツアーは、観光地の詳しい説明は少なめで、歩く距離は比較的長いタイプのツアーでした。

バスで旧市街に向かう途中、車窓からイスタンブールの歴史を象徴する建築物「アヤソフィア」を眺めました。パンフレットの案内にも、アヤソフィアは(Outside visit・外観観光)と書かれています。

ブルーモスクに入場

イスタンブールのブルーモスクの中庭からの景色。夕方でライトアップされている
夕方の到着だったので、ライトアップされていました

ブルーモスク(正式名称:スルタンアフメト・モスク)は、17世紀にオスマン帝国のスルタン・アフメト1世によって建設されたイスタンブールを代表するモスク。6本のミナレットを持つ壮麗な建築は旧市街の必見スポットの1つです。

T17のツアーでは、まずブルーモスクに入場しました。閉館時間ギリギリということで、バスを降りて急ぎ足でモスクへ向かいます。内部は自由見学で、約20分のフリータイムです。

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女性はスカーフなどで髪の毛を覆ってください。冬場ならコートのフードを被るのでも大丈夫。モスクの入り口でスカーフの貸し出しもありました。

イスタンブールのブルーモスクの華やかな内部の様子

モスク内部に足を踏み入れると、ドームが連なる高い天井・数々のステンドグラス・美しい装飾に目を奪われます。神秘的かつ幻想的な雰囲気が漂っていました。

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内部に2万枚以上の青いイズニック・タイルで装飾が施されているため、「ブルーモスク」と呼ばれているそうです!

オベリスクなどのあるスルタンアフメット広場

イスタンブールのスルタンアフメット広場でTouristanbulに参加しているお客さんが集まっている様子

ブルーモスクを出て、オベリスクなどが並ぶスルタンアフメット広場にグループで集まりました。

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4世紀初めに競馬場として使われていたこの広場には、時代や地域が異なる遺物が集まっていてユニークです!

スルタンアフメット広場では、後ほど「ドイツの泉に集合する」という旨の案内を受け、すぐにグランドバザールへ向けて出発しました。

見学リストに入っている「walled obelisk(コンスタンティヌスのオベリスク)」「蛇の柱」「egyptian obelisk(テオドシウスのオベリスク)」などに関する詳しいガイドは特になかったです。

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オベリスクなどをじっくり見学したい場合は、グランドバザールで解散した後、早めにこの広場へ戻ってくることもできます。

イスタンブールのスルタンアフメット広場から移動する、ツアーのお客さんたちの様子

スルタンアフメット広場からグランドバザールまでは徒歩で約15分。私たちのガイドさんは、大通り沿いをまっすぐ行くのではなく、雰囲気のある脇道を通って案内してくれました。遅れないようについていきましょう。

グランドバザールへ向かう途中の、トラム沿いの大通りの様子
トラムの走る大通りの様子
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バザールへ向かう途中、見学リストにある「Tomb of Mahmud the 2nd」の横を通過しました。

グランドバザールで解散、フリータイム

イスタンブールのグランドバザール内の様子。カバンやアクセサリーを売る店が並ぶ

グランドバザールは、イスタンブール旧市街にある世界最大級の屋内市場。迷路のような通路に4,000以上の店舗が並び、トルコ雑貨や宝飾品、絨毯などが揃う活気あふれる観光名所になっています。

ちょうど午後6時頃にグランドバザールに到着し、午後7時まで約1時間のフリータイムが開始しました。ただし、待ち合わせのドイツの泉はここから徒歩で15分なので、グランドバザールで過ごせるのは実質30〜40分程度です。

イスタンブールのグランドバザール内の様子。陶器などのお土産物屋さんが並ぶ

グランドバザールはかなり広いのですが、「金製品」「革製品」「お土産」「絨毯」という風に、それぞれエリアが分かれているそうです。

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お土産購入などを希望している場合は、事前にバザールのマップを準備して、買い物の計画を立てておいた方がいいでしょう!!

私たちは雰囲気だけ楽しむ予定でしたが、子供たちが疲れていたので、夕食前でしたが休憩できそうな場所を探すことにしました。

偶然見つけたSark Kahvesiという素敵なカフェに入店。観光地価格でお安くはなかったですが、大好きなトルココーヒーに甘いデザートでほっと一息ついて、華やかな時間を過ごしました。店員のみなさんも親切でよかったです。

イスタンブールのグランドバザール内にあるカフェで休憩した時の様子
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グランドバザールを出た後、どちらの方向へ歩けばいいか迷ってしまい、道を尋ねながら進みました。GPSも活用しましょう!

集合場所のドイツの泉へ向かう途中、見学リストに入っている「コンスタンティヌスの円柱」を見ることができました。西暦330年に建設された柱で、イスタンブールの歴史の深さを感じさせる象徴的な遺跡の一つです。現在は鉄の輪で補強されています。

コンスタンティヌスの円柱 / スルタンアフメット広場にあるドイツの泉

夕食

イスタンブールのキョフテで有名なレストランTarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustaの外観
レストランの外観

集合場所から歩いて数分の場所にある「Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta」というレストランへ到着。小さな階段を上って、ツアーのお客さんのためのフロアへ向かいます。

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後で調べて知ったのですが、100年の歴史のある、地元の人にも愛されている大衆食堂です!!

テーブルにはお豆のサラダ・ミネラルウォーター・コーラ・パンがすでに準備されていました。

イスタンブールのキョフテで有名なレストランTarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustaのテーブル席の様子

その後サーブされたのが“キョフテ”と呼ばれるスパイス入りのミートボールのようなお肉。希望者にはスパイシーなソースを後からかけてもらえます。

賑やかで雰囲気のある地元のレストランで、こんなちゃんとしたお食事も無料で提供してもらえることにびっくりしました。

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キョフテはとっても美味しかったですし、スタッフのみなさんも親切でした!

イスタンブールのキョフテで有名なレストランTarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustaの食事

その後、ブルーモスクの裏側の道まで歩いて、そこからバスへ乗り込み空港へ戻りました。

T17ツアーに参加した感想

観光はやや駆け足な印象でしたが、イスタンブール旧市街の主要なポイントは押さえていて、バスからの車窓観光も楽しめました。

グランドバザールでは中近東らしい雑多な感じを味わえたのが◎。夕食レストランの雰囲気と食事がとっても気にいりました!

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【Touristanbul ツアー参加レポート②】日曜日「T13(ツアー13)」

Touristanbulで乗車した中型バスの内部の様子
1〜2台目のバスは大型でしたが、3台目は中型でした

日曜日に参加したのが「T13(08:30〜15:00)」の半日ツアー。

実は、午前の「T15(08:00〜11:30)」ツアーにするか迷いました。理由は、トルコ風朝食が海沿いのレストランでいただける様子が魅力的なこと、そしてT13だと前回訪れた場所と重なるため、別のエリアも見たかったことです。

しかし、ブダペスト行きのフライト(19:05発)まで空港で時間を持て余しそうだったので、朝食と昼食が付く「T13」の半日ツアーを選びました。

りり

T13ツアーでは、人気の観光名所「トプカプ宮殿」に無料で入場できたので、結果的にはすごくよかったです!

T17のツアーとは少し違って、イヤホンガイドも配られて、本格的な観光ツアーという印象が強かったです。

この日は大型バス2台と中型バス1台で出発。私たちは3台目の中型バスに乗車しました。

朝食

Touristanbulで訪れた朝食会場Tamaraの外観

朝食会場は旧市街にあるTamaraというレストラン。階段をのぼった上の階で、パン・卵・サラダなどが並ぶテーブルから自由に選べるビュッフェスタイルでした。

Touristanbulで訪れた朝食会場Tamaraのテーブル席の様子

このレストランで配られたのが、観光で使うイヤホンガイド。前回のツアーではイヤホンガイドは使わなかったのですが、今回のツアーではしっかりガイドさんの案内があるようです。

Touristanbulで使用したイヤホンガイド

朝食を終えていよいよ観光が始まります。

Touristanbulで観光開始。スルタンアフメット広場へ向かう道

スルタンアフメット広場の観光

スルタンアフメット広場のコンスタンティヌスのオベリスク
9世紀にコンスタンティヌス7世に修復・再建されたとされるオベリスク。金などで覆われていたと言われていますが、オスマン帝国時代に略奪され、今は地味な姿になっています

前回のツアーでも訪れたスルタンアフメット広場へ到着。この広場には20分ほど滞在し、イヤホンガイドを通じてガイドさんが「オベリスク」や「蛇の柱」の案内をしてくれました。

スルタンアフメット広場にある蛇の柱
蛇の柱。紀元前5世紀のギリシャ・デルフォイのアポロン神殿から持ち込まれた青銅製の柱で、三匹の蛇が絡み合う姿が特徴的。3匹の蛇の頭は失われてしまいました
スルタンアフメット広場にあるテオドシウスのオベリスク
テオドシウスのオベリスク。紀元前15世紀のトトメス3世のオベリスクが、4世紀のローマ皇帝テオドシウス1世の時代にイスタンブールへ運ばれました

ブルーモスクに入場

イスタンブールのブルーモスクの内部の様子

今回のツアーでもブルーモスクに入場しました。前回の閉館間近に比べると訪問客が多くにぎやか。お天気も良かったので、窓からの光が優しく差し込んでいたのが印象的でした。

アヤソフィアの外観見学

イスタンブールにあるアヤソフィアの前で、Touristanbulのガイドさんの説明を受ける様子

アヤソフィアはビザンツ帝国時代の537年に、大聖堂として建設された巨大な建築物その後、オスマン帝国によりモスクに改修され、20世紀には博物館になりましたが、2020年に再びモスクとして利用されるようになりました。

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アヤソフィアは外観観光ですが、ガイドさんからの説明もありました。

その後、アヤソフィアの横を通過してトプカプ宮殿へと向かいます。

イスタンブールにあるアヤソフィアのからトプカプ宮殿へ向かう様子
トプカプ宮殿への入り口、皇帝の門

トプカプ宮殿に入場。ハレムの入り口からフリータイム

イスタンブールのトプカプ宮殿の挨拶の門
トプカプ宮殿の第二の中庭への入り口、挨拶の門

トプカプ宮殿は、オスマン帝国の歴代スルタンが約400年にわたり居住した壮麗な場所。広大な敷地にハレムや宝物館があり、オスマン帝国の栄華を感じられるイスタンブール屈指の観光スポットです。

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2025年2月現在、入場料は1,700トルコリラ(約7,000円!!)もしますが、Touristanbulでは無料で入場できてしまいます!!

イスタンブールのトプカプ宮殿の第二の中庭
トプカプ宮殿の第二の中庭

トプカプ宮殿内でも一番人気のハレムに入ったところで、約1時間15分のフリータイムが開始しました。

私はあいにく前知識が少なめでしたが、オスマン帝国の栄華を感じさせる豪華な装飾や、異世界に迷い込んだような雰囲気を楽しみました。

一方、宮廷の愛憎や権力闘争を描いたトルコ版大河ドラマ「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」をハンガリーで視聴していた夫は、まさにその世界に足を踏み入れたことに大いに感動していました。

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内。新人宦官の部屋
新人宦官達が暮らした相部屋
イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の坂道
オスマン帝国の歴代の皇帝と女性達が暮らしていたハレム、感慨深い場所です

建物や部屋を装飾するタイルがとても優美。ブルーモスクでも見たイズニックタイルが使用されています。

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の建物と美しいタイル
イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内部の美しい壁の装飾

豪華絢爛なスルタンの広間や、壁画の描かれた母后の部屋などが印象的でした。

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の美しい部屋
イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の美しい部屋
イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の母后部屋
壁画の施された母后の部屋。スルタンの母はハレムの中でも最高位の権力を持っていたそうです
りり

ツアーでトプカプ宮殿が予定に入っている場合は、皇帝スレイマンや愛妃ヒュッレムなどについて、事前に予習してからの訪問が断然おすすめすす!!

トプカプ宮殿の見どころはハレムだけではありません。政治の中心だった「会議の間」、トプカプの短剣などが展示されている「宝物館」、そしてボスポラス海峡を一望できるテラスなど、見応えのあるスポットがまだ他にもあります。

くまなく見てみたい方は、事前に地図などを準備しておくのがおすすめ。ただし、1時間ちょっとのフリータイムでは、全部を見て回るのはなかなか難しそうです。

※「宝物館」など、もしかしたら個別チケットを持っていないと入場できない場所もあるかもしれないので、詳しくは同行のガイドさんにお尋ねください。

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内のカフェ、屋外テーブルで休憩する様子
入り口の近くにある小さなカフェで、ジュースとトルココーヒーを注文して休憩しました

昼食

イスタンブールのホテルSURAの外観

この日のランチは、SURAという5つ星ホテル内にある広々としたレストランでビュッフェスタイル。約30分のランチタイムの開始です。

りり

このお食事もツアー内容に含まれていて、完全に無料です!

イスタンブールのホテルSURAのレストラン会場。ビュッフェスタイルで食事をいただく様子

前菜・サラダ・メインディッシュ・デザートなどが並び、ソフトドリンクやコーヒーも自由に選べます。ビュッフェなので、好きなものを好きなだけいただけるのがいいですね。

イスタンブールのホテルSURAのレストラン会場の食事の様子
イスタンブールのホテルSURAのレストラン会場の食事の様子

昼食の後は、前回のツアーと同様にブルーモスクの裏からバスに乗車して、空港へと向かいました。

T13ツアーに参加した感想

トプカプ宮殿に入場して、フリータイムもあったのが大きなサプライズ!!訪問前にきちんと予習しておけば、もっと滞在を楽しめたかと思います。

ツアー前半はガイドさんのしっかりした案内もあり、本格的な観光ツアーに参加した気分。朝食・昼食までいただくことができ、大満足の内容でした。

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【まとめ】「Touristanbul」で無料のイスタンブール観光を楽しもう!

イスタンブールのトプカプ宮殿のハレム内の美しい建物
トプカプ宮殿のハレムの敷地にて

ターキッシュエアラインズの乗り継ぎ便を利用して、十分な乗り継ぎ時間があれば、無料の市内観光ツアー「Touristanbul」に申し込みできます。

私たち家族も2回参加して、短時間ながらもイスタンブールの滞在を満喫しました。

りり

歴史と現代が融合する街並み、人気の観光スポット、美味しいトルコ料理など、限られた時間でも存分に楽しめる内容です!

ヨーロッパやアフリカへの乗り継ぎでターキッシュエアラインズを利用する際は、ぜひ「Touristanbul」に参加し、イスタンブールの魅力に直接触れてみてください。時差ボケや徒歩観光での疲れも考慮し、無理のない範囲で楽しむのがおすすめです。

イスタンブール空港で、トルコ航空のプレゼンのリュックを背負う息子と娘。機内でもらったぬいぐるみも紹介
機内サービスを縮小する航空会社が多い中、ターキッシュエアラインズでは昔ながらのサービスを提供していて、子供グッズも充実していてありがたかったです

ターキッシュエアラインズは機内サービスも充実しており、子供向けのプレゼントなど心温まるおもてなしがありました。次回の家族旅行でも、ぜひ利用したいと思います。

「Touristanbul」の体験が、旅の参考になれば幸いです。次回の旅行計画にぜひ役立ててください!

イスタンブール空港で乗り継ぎ時間が長いなら、ラウンジを利用してみませんか?
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